TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

二度あることは三度

2002-10-31 03:35:43 | インポート
<img src=http://www.members.accesswave.ca/~monjardin/diary-jpeg/jack.jpg> またまたJACK参上

森の散歩道で、スプリンガーのミックスのMAGGIEと飼い主のTrishに会う。

久しぶりねえ、と会話がはずみ、犬同士は追いかけっこでガンガン遊ぶ。
彼女たちとは夏以来で、Trishが「そういえば、例の保護した犬はどうしたの?」と
聞く。犬は飼い主の元へ無事戻ったが、とんでもない非常識な飼い主の態度にあきれた
話をした。(5月22日の日記参照)

高架のところで彼女らと別れ、森に入ったところで黒いものが。スカンクだ!と
しりぞいたら、出てきたのは犬。それも、なんと、JACKじゃないか?!
さっきTrishとお前の話をしてたんだよ、と話かけたら、尻尾を振ってついてくる。
やれやれ。そのままにしておけないから、今回も連れて帰ることに。

あいかわらずタグはついてないし、去勢もまだ。TABIに馬乗りになろうとするので、
TABIは歯を向いて反撃。かなり本気で噛んで、JACKを泣かせている。私もべつに
止めない。JACKは学習するべきだ。

友達からもらった缶詰のフードがあったので、与えてみる。どーせTABIは食べないし。
JACKは、猛烈な勢いで全部たいらげた。600g以上ある大缶をだ。体をさわると、
あばらが出ている。ロクに食べていないのか?心なしか、苦労した顔をしている。
また、私のあとを影のようにピッタリついてくるのだが、夫の近くへ寄ろうとしない。
夫だけでなく、男性を極端に恐がり、ガタガタと震える。前回はこんなことはなかった。
男性に虐待されたのだろう。かわいそうに…

今度は飼い主に連絡せず、直接アニマル・コントロールに迎えに来てもらった。
もっとちゃんと管理できる新しい飼い主を見つけてやったほうが、彼のためだ。
コントロールでは規則どおり72時間犬を保護し、飼い主があらわれない場合は
アセスメントをしたのちにSPCAで里親を探すことになる。

どうか飼い主があらわれませんように。新しい良い里親が見つかりますように。