TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

新TABIご飯

2013-12-22 09:01:40 | TABIと暮らす日々
前にも丸ごと鶏一羽を使った犬ご飯について書いたが、今回は改良版。

いつもオーガニックの鶏がセールのときに買って、丸ごとシチューを作っていた。残った骨は別にもう一度煮て、スープをとり、冷凍して後日食べさせるため保存していた。が、結局その骨も肥料になってしまう。なんかもったいないと思っていた。

獣医Greg Martinez先生の本を読んだところ、先生はスロークッカーで骨つき肉や野菜、米など長時間煮て、骨ごと犬に食べさせていることを知った。調理した骨は一般的に危険と言われ、確かに焼いた骨付き肉などは犬が食べたら大変。だが、スロークッカーで十時間以上煮た骨は指でつぶれるくらい柔らかくなる。私も鮭の頭や鶏頭など圧力鍋で調理して食べさせることがあるが、やはり骨がほろほろになるのでこれまで問題がなかった。

そこで、早速先生のレシピを試してみた。



材料は、オーガニックの鶏丸ごと一羽、インゲン、パンプキン(西洋かぼちゃ)、米、庭のハーブ(ローズマリーなど)、にんにく、鶏レバー、水。オーガニックの鶏は小さいので、丸ごと一羽が鍋にすっぽり入る。先生のは普通の鶏で、すごく大きいので半分に切って半身だけ使うらしい。

ことこと煮ること14時間。すごくいい匂いがキッチンに漂い、TABIは待ちきれない様子。


できあがり~

とっても美味しそうなシチュー!
TABIパパは「犬にやるのはもったいないな~」と鶏を味見。先生も本の中で、「自分用にとりわけて塩コショウして、食べることもある」と書いている。肉はジューシー、骨もつまんで食べてみたら、柔らかくてホロホロ。これだけ柔らかければ、骨は取り除かずにそのまま食べさせることができる。

ちょっとお昼に食べさせてみたら、TABIはもう大喜び!

この材料でTABI用に夕食が十食分(味見した分の他に)できた。オーガニックの鶏はセールでもちょっと高いが、骨ごと食べさせるので結果お得となり、ざっと計算して一食分が2ドル以下。市販の冷凍生食だと一食分がその3倍、自然系缶フードだとその2倍、先日試した生食フリーズドライだとその8倍近くする。

(前回の鶏ご飯はTABIの昼食用に分けたので量が少なく、一回分の費用が1ドル以下の計算になった。今回は夕食用で量が多く、二倍はある。それでも安くあがった)

手間は多少かかるものの、やっぱりうちで作ったほうが安い。ま、手間っていったって鍋に材料入れてタイマーかけてスイッチ押すだけ。できあがったら容器に分けて、冷凍庫へうつすだけ。私にとっては、たいした手間にならない。なんといっても、ビタミンだの何だのうっとおしい添加の必要がないのがうれしい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする