TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

送信!

2010-08-15 13:29:07 | インポート
やっと!

夫の論文の送信が終わる。
この五月からずっと、これのためにどれほど家族が犠牲になったことか(大げさ?)。
生涯学習の一種で、夫の職場でコースを取ってる人がちらほらいるので
「自分も」と彼は応募したのだが、始めてみて論文の執筆というのがいかほど
大変か身にしみたらしい。

大体、勤勉な日本人に比べるとなまけもののカナダ人である。
机に向かい真面目に勉学にいそしむ、という習慣がない。私が前に仏語クラス
に通っていた時、クラスメイトのカナダ人の不勉強さと言い訳のうまさには
驚かされた。とにかくありとあらゆる手をつかい、宿題の提出を拒むのだ。
当然のことながら、彼らの成績は悪い。ガイコク人の私のほうがいつもAを
もらっていたので嫉妬されたが、なんのことはない、普通に真面目に勉強
した結果である。

とにかくレポートの締め切りが迫っているのにオンラインゲームに興じる
夫を叱咤してテキストを開かせたり、オヤツでつって励ましたり、全く子供
相手に苦労する母親と同じ!「四十オトコがなんて情けない!」と幾度となく
愚痴ったものの、彼は「そんなら、止める」と開き直る。これも、カナダ人
の特徴で、嫌になるとすぐ止める。

夫は実際に机に向かって勉強した時間より、私と口論してた時間のほうが
多かったと思う。そんなこんなで、TABIも遊んでもらえる機会が少なく、
また騒音を立てると夫が怒るため、静かに足元で眠っていることのほうが
多かった。あの子もかわいそうに、とんだとばっちりであった。

とにかく、終わったので今日はお祝いである。
スパークリング・ワインで乾杯。TABIにも、豚のローストをあげる。
こんな経験は、もう二度としたくない。夫にも、「あなたのように生来が勉強
嫌いで向上心のない人間は、生涯学習コースなんて向いてないしなんの得にも
ならないわ。これっきりにしてちょうだい。どうせ先が見えてるんだし、
自分の限界を知るべき!」と釘を刺しておく。


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