本澤二郎の「日本の風景」(4830)

<「マイナンバーカードをぶっ潰せ」が世論・国民の怒り>より、転載させて頂きました。

 日本国民はそれほど馬鹿ではない。トラブル続きのマイナンバーカードを信用していない。ポイントというカネで釣っても本心は疑心暗鬼。岸田文雄はバイデンのポチに狂奔しているが、国民は岸田のポチになることに断固としてNOである。

 馬鹿な国民でもようやく神道・日本会議や財閥・死の商人の恐ろしい目的を知るようになった。戦争準備のための根幹であろう。国民に首輪をつけてポチにする野蛮な目的である。健康保険証を廃止するという。とんでもないことだ。日本医師会は本気で反対し、この天下の悪法をぶっ潰すしかない。

 ぶっちゃけて言うと、何のことはない。21世紀の「赤紙」である。この国民を戦場に狩り出す責任者が、河野太郎というとんでもない人物だ。政界から追放せよ、である。

 

<自由人間に首輪=誰も喜ばない>

 首輪をはめられている犬をよく見かける。いい加減な警察の対応に対して、市民は自己防衛に走っている。泥棒や強盗よけに猛犬を飼っている家も見かける。昔台湾の民家を訪問した時、獰猛なドーベルマンを数匹も飼っていたことに驚いた。

 そのために人を雇っていた。犬の食べ物は人間の数倍だ。肉食だから相当な経費がかかる。資産家には違いないが、台湾の治安の悪化が見て取れた。

 日本でも金持ちは猛犬を飼って自己防衛している。民主主義国家と言えるだろうか。

 その犬たちも首輪に反対している。いわんや人間は、もっともっと自由に生きたい。東芝病院で孤独死させられた次男・正文は「鳥になって自由に空を飛んでみたい」という唯一の夢を永久に絶たれた。2010年4月7日を忘れない。正文のための顕彰碑、とても小さなものだが、遺族の切ない思いで建立したいものだ。

 2011年3月11日に東芝製の東電フクシマの3号機は、核爆発を起こし、沢山の死者を出した、と一部の専門家は指摘している。フクシマの真相はいまだ闇である。

 「勝俣はすべてを知っている。東電OL事件の渡辺泰子さんが強く反対して殺害されたMOX燃料だ、これを使用していた3号機だ。勝俣は毎夜うなされる日々を送っているはずだ」との声も消えない。誤報と嘘で塗り固められたフクシマ報道の真相は、健全な民主主義の国になれば、必ず明らかとなるだろう。

 確か30キロ圏内で大量の死者の存在を警察は掌握、それを共同通信が配信したが、すぐ消されている。このことだけでも大変なことである。彼らの多くの死者のマイナンバーカードはどうするのであろうか?

 

<「産めよ増やせよ」の異次元少子化対策の先に戦場>

 健康保険証を国民は肌身離さず、どこに行くのにも身に着けて、緊急事態に備えている。100%の確率で「第二のフクシマ」が発生するのだから。日本は地震大国である。最近のトルコ大地震は、日本列島でも起きる。そして日本では、43兆円の戦争準備に加えて「産めよ増やせよ」という異次元の少子化対策に取り組んでいる。

 

 戦前の軍国主義時代の日本の愚策の再現である。どうだろう、小学生でもこの程度の方程式は理解するだろう。

 中国の毛沢東時代がそうだった。結果として14億人の中国が誕生した。その中国に印度が追いついた。人口大国は、経済と軍事にも突出することになる。危ないアジアにおいて、日本の極右・安倍信三は祖父の遺言に従って「核兵器大国」へと向けて走り出した。そのための憲法改悪作戦を叫び続けた。

 

 安倍の反共・日本会議路線を、岸田がそっくり踏襲した。国民に首輪をつけさせて紐をつける大作戦を強行したが、その理由を凡人ジャーナリストもようやく気付いた。

 戦争で多くの人が死ぬ。死の商人はそうして莫大な金を手にする。すでに武器弾薬企業に血税を投入する危険極まりない法案まで強行している。「311で殺し、コロナワクチンでも国民の命を奪った。この人口減を盛り返すためには、若者に対して産めよ増やせよという戦闘要員の確保作戦だ」との指摘は、もはや筆者一人の叫びではないだろう。と

 

<答えは戦前の国家神道の赤紙対策の21世紀版>

 マイナンバーカードと異次元少子化対策の謎解きは、息子や孫を持つ日本人は、即座に考えなくても答えを出すだろう。

 戦前の日本は、幼児期から神棚を信仰させた。神社の祭礼でお茶菓子をもらっていい気になった。学校に行くと教育勅語が待ち構えていた。これが国家神道である。いうところの逃げ出すことのできない赤紙作戦だった。

 岸田が強行しようとしている首輪作戦は、21世紀の赤紙作戦である。日本国民は、特に60歳以下の男性にとって逃げることが出来ない戦場行きが待ち構えている。ボンクラ議員も目を覚ますしかない!

2023年6月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)