上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

栃木市善応寺の道祖神

2022-12-21 18:10:37 | 石仏

 長野まで足を伸ばし道祖神探しをしたものの、新潟、そして栃木の道祖神が気になってきた。そこで栃木県の道祖神について調べてみた。道祖神は神奈川、長野、群馬が圧倒的に多く、道祖神の住まい?はほぼ関東近辺が主なようだ。その中でも長野県が圧倒的に多いらしい。日本にある双体道祖神の2割強は長野県にあるらしい。

栃木県はというと、双体道祖神調査資料集大成によるとわずか28体とある。2007年発行のこの本には全国で8505体が収録されている。

栃木市吹上にある下野二十三番札所 善応寺。←クリック 画像の双体道祖神は平成11年建立らしい。

 

江戸初期建立という観音堂

ここ伊吹山は歌枕として平安の昔から歌われてきたらしい。

 

 椿の花と如意輪観音    十九夜の供養等にも如意輪観音(文政とあるから1818年〜30年)

観音堂裏には無縫塔、卵塔が。このお寺の歴代の住職の墓であろうか。平安時代までは五輪の塔が主であったが、宗からもたらされた禅宗では卵塔が鎌倉時代から主力になり、江戸時代には宗派にかかわらず、無縫塔、卵塔になったとのことであった。

 

 



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