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上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

上越市の夏 米山回廊・双体道祖神 

2025-08-20 16:24:20 | 石仏

 芋島・楞厳寺 

               黒岩の道祖神  

酒を酌み交わす道祖神 女神が持つ盃は女陰の象徴 男神が持つ盃は男根を表していると言われる

楞厳寺の西国33観音を彫った石仏師の件があるから、この道祖神もその石仏師の手によるものかも。

道祖神のお顔の優しさが同手によるものと感じられる

            黒岩の古道 堀割りの上に双体道祖神は鎮座する 

                                         水野の双体道祖神

 大きな地蔵さまの対岸の欅の古木の根元にある水野の双体道祖神。堀割りの上に鎮座する。

 地元の人さえ知らなかったこの道祖神。見つけるのにこの地に何度足を運んだだろうか。

     古道の堀割りの上に鎮座               小萱の双体道祖神 


苔・双体道祖神

2025-08-19 20:53:59 | 石仏

                  十日町 孟地

 1年に一回訪れている十日町にある古道、上杉謙信道にある苔を纏った双体道祖神に会いに行ってきました。

       十日町 竽島 天保4年5月建立 1833年 この道祖神は唇に彩色がある

  年によって苔のつき方がだいぶ違うようだ。

 


栃木県のソウルフード・チタケ

2025-08-09 10:54:32 | キノコ

        私のチタケの城は降雨がなくとも、沢からの水分供給によってか時期が維持されていると思われる。

今年もチタケの季節がやってきた。通年ならば8月の初旬が出る時期なのだが、気候がどんどん変化して

チタケの出る時期が変化してきた。

きのこの出る場所は決まっており、その場所を城といって各々、独自城を持っている。

私の城のチタケは毎年律儀に8月初旬に出るので、この時期になるといそいそと採取に出かけるのだった。

地元のきのこ屋さんの店先には、チタケは並んでおらず、まだ採れていないようである。

                   仕上げは温泉!

 この時期、山里とはいうもの茸採り重労働で、取り終えた後は全身汗まみれである。


ヨロン島からの便り・ドラゴンフルーツ

2025-08-06 18:20:02 | 田中一村

 28歳で与論島で知り合ってから50年。今も続く友人のヨンロクから今年も与論島の果物が届いた。

届いたのはヨロン島特産三大美果のドラゴンフルーツ。←クリック

例年はマンゴーが届くのだが、今年はマンゴーが不作なのだという。

なんとも独特の赤は見事である。

一昨年、ヨンロクに会いに西表島〜石垣〜沖縄〜与論島〜奄美〜鹿児島の取材の際に、このドラゴンフルーツを

食べる機会があったのだが、機会を逃してしまっていた。

  直径10cm、高さ10cmほどの果物。

さてどんな味なのだろうか。

 半分に割って出てきた果肉は外殻と同色の、形容し難い色であるが、ブルーベリーのようにアントシアニンが

多そうである。味は酸味のある、程よい甘さの果物だった。

 


ちょこっと避暑に

2025-07-31 21:31:24 | 渓流釣り

               ブナの森に

   ブナの森を流れる細流にも岩魚が住む

気温37度超えの上越。我が家はエアコンがない。2年前までは屋根が瓦だったせいか、トタン葺きに

換装してから室内の温度が上がったようだ。しかも100年近く経つ町家は断熱材は使用されていない。

海が近いから夜半は海風を期待するのだが、最近はトント吹かない。

この日、標高700mの里山に避難となった。

 誰もいない山里の秘密基地で一人テントを張る(気温は27度)標高730m   土と植物のある場所は涼しい

  南からは雷鳴が近づく。空は瞬く間に暗くなった。雷鳴に混じり、アカショウビンの声も聞こえた。

   この日、人気は私のみ。危ぶまれていた雷雨は来なかった。妙高山と火打山暮色。