上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

十日町新田の棚田

2024-06-11 09:39:42 | 棚田

             新田の棚田

初夏、新潟県の山村部では棚田に水が入り、苗代も終わり濃密な緑が美しい。全てのものが緑の中に

埋没しそうだ。十日町新田の棚田はそれぞれが小さく、手間がかかる。以前通りかかった時に作業を

していた方は若い方だった。「効率の悪いこの棚田を守っているんだろう」と私は思った。

一部の水田はまだ田植えが終わっていなかったから、また訪ねてみようと思っている。

新田の棚田。民家と田んぼ。絵に描いたようだ。


黒潮巡礼 西表島 古見集落の祭(むゆりあすびわーら)

2023-10-31 19:27:45 | 棚田

 古見集落の祭 むゆりあすびわーら」←クリック

 

 出番を待つ子供達

 

 

 

 10月8日 古見集落で行われた「むゆりあすびわーら」を撮影させていただいた。過疎化で祭が行われなくなったところに、コロナで開催ができなくなっていたが、コロナも治り今年は盛大に行われたようだ。

「むゆりあすびわーら」とは(古見の言葉で「寄り集まって一緒に遊びましょう)


黒潮巡礼 西表島 星立のオアシス

2023-10-27 16:59:56 | 棚田

1976年撮影。星立海岸の岩畳

2023年10月の岩畳。経年変化で岩畳がなくなっている。また1976年当時はこの星立集落の海では、子供達が採取したもずくを、星立荘で買い上げていて、毎日の食卓にのぼっていたものだが、ウミガメがモズクを食べるようになって、最近ではほとんど採れないのだという。

 

 

前出の冝間正八さんの二番目のお兄さんが経営する大衆食堂、「しこや」。「しこや」とは農村部にある作業小屋あるいは、休憩小屋の意味があるようです。

毎日、昼間から生ビールを乾す、たかさんと、ともさんの二人。たかさん、ともさんとも50代だという。私もこの店で何日か食事の世話になりました。お勧めは地元で獲れた、いのしいそば。気をつけないと小骨が引っかかるので、ご注意をです。たかさんともさんも、来年には西表に移住するのだそうで、西表島も、この店もオアシスのようである。

 定番の生姜焼き。味噌汁は地元さんの魚。

冝間泰昭さん(しこや経営)。ともさん(エアロビのインストラクター。たかさん(経理事務所経営) 私。      

またの再会を約束して、記念写真。


黒潮巡礼 西表島 星立の子供達

2023-10-26 15:38:05 | 棚田

 1976年、4月。星立集落のメーンストリートで竹馬を作る子供達。今回の来島でこの子供達全員、兄弟、姉妹の冝間さんという名前の、11人兄弟であることが分かった。

今回の西表への私の来島の目的は、2016年に出した私の写真集「海神の首飾り」に登場する西表の子供達のその後を追跡調査することにあった。

これら女の子たちは冝間さん11人兄弟のうちの3人姉妹なのだそうだ。右が長女、次女、三女。

まるでタイムスリップしたような集落の道。現在も残る珊瑚の石垣のストリート。ここ星立集落と隣の集落の祖納集落が、昔ながらの風景が残っている。それでも埋め立てなどで、石垣の珊瑚を売った家もあるそうである。

竹馬を作る写真で、頬に湿布を貼った子が冝間正八さん。この学生帽を被った男の子である。正八さんは今年54才だというからこの時は7才だったということになる。11人兄弟、男8人のうち八番目が正八さんである。すっかり大人になり、星立集落の「節祭(シチ)」に参加した正八さんは、現在石垣市役所にお勤めで、どうやら調整役という部署にいて、市役所ではNO3,らしい。

この日のシチには冝間さん兄弟の長男の方             星立集落で食堂を経営する次男の泰昭さんに会うことができた。

冝間さんの兄弟はこのほか5人の兄弟がいるらしいから、子供の頃は騒々しかったことは、想像できるだろう。

 

現在のまとめているホームページはホームページビルダーが古くなり、私の手に追えなくなってきたので、他のブログサイトにて新たに田中一村のサイトを作りました。新たに田中一村に会った最初から、一村について訪ね歩いた日々を綴っていきたいと思います。筆は重いのでゆっくりのんびりと書いていくつもりです。「田中一村巡礼・デラシネの旅」←クリック