上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

町家の灯

2021-10-25 08:12:13 | 町家

家の近くを関川という川が流れているが、こんなにコスモスが咲いていたことに今日まで気がつかなかった。

 

暮れゆく町家のシルエット。なんと平和な事か。

 

ここのところ晴れのひが続かないが、明日もまた雨だろう!

 

 


冬来たりなば

2021-10-24 12:42:38 | 日記・エッセイ・コラム

日本海が荒れ始めた。波が雄々しく荒れ狂う季節がやってきた。それに伴って台風並みの風が吹く。その風に乗って冬将軍がやってくる。昨年の大雪で築90年を超える我が家は、瓦がグズグズになった。それでなくとも7年前の隣家の火事で屋根は大分傷んだのだ。だからここのところ家のメンテナンスに追われている。

両サイドに微かに虹の出現が見える。

 

 

 

 


虹の町・上越

2021-10-15 20:42:16 | 

これから虹がよく見れる季節。特に上越は良く出現する。私が五目天気と呼んでいる、裏日本否、日本海側特異な気象条件から虹が作られる。その要素は目まぐるしく変わる空模様にある。晴れ、曇り、雨、雷、風、それらの気象条件が虹の演出には欠かせない。それでも最重要なのは太陽である。陽はバランス的には7割。陽のある場所と相対的な位置に薄い雲と霧雨2割。そして適度な風。そして味付けに雷、と行ったところか。薄い雲がかかり雨が降り、陽が射していたなら、太陽とは真逆の後ろを振り返ってみよう。

 


長野県・須坂版画美術館

2021-10-14 08:52:10 | 美術館

10日は須坂にある版画美術館に寄ってから、志賀高原を回り草津に抜けて栃木に帰る予定だったが、志賀高原方向が渋滞で、飯山周りでの帰路だった。非常事態宣言が解除され、祭日とあっていずれも混雑していた。先日訪れたばかりの小布施町内はひどい渋滞で、抜けるのに往生した。

  小楢の雑木林を抜ける

版画美術館エントランス

版画美術館は木版画の大御所、平塚運一が常設の美術館である。棟方志功などの大先輩にあたり、近代の木版画の黎明期を生きた版画家だ。70才すぎから取り組んだ木版画「裸婦100態」が有名で、102才の天寿をまっとうした。

平塚の画集「裸婦100態」は100人の裸婦版画と詩で構成されていて、楽しい画集である。

地元の版画家、小林朝治の展示もあった。平塚と親交があった様だ。

平塚の「裸婦100態」のうち30数点の展示があった

 

今回の版画美術館の目的、清原啓子の銅版画。わずか30点の作品を残し、才能を惜しまれつつ、31才で早逝。

千葉市美術館から以前招待案内があったが行けなかったので、今回の須坂詣となった。9月20日までの会期が、10月10日まで延長でなんとか見ることができた。