上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

夏の終わりに 妙高高原

2022-08-28 12:06:45 | ブナ

暑さを忘れるような涼しさを求めて妙高山の麓に出かけた。1400mほどの標高だが温度は20度ほど。寒いくらいである。避暑には最高だがこんなところにしばらくいたら、街での生活が苦痛になるのは必定である。

ブナ林

 


ブナの森で (関田峠)

2022-06-09 16:23:07 | ブナ

ブナの根開け 6月3日 関田峠付近

新潟と長野を分割する関田山脈。1200mの黒倉山をピークに南北80km(新潟県と長野県境間)に渡る。その山脈に信越トレール(総延長は110km、斑尾高原〜苗場山)と呼ばれる登山道があるが、本格的に歩けるようになるのは6月に入ってからだ。大小多くの峠があるが、上越と飯山を結ぶ峠で一番早く開通するのが、関田峠である。開通日はその年の積雪量によってまちまちであるが、今年は5月の26日に解除された。私は通行止めが解除されると、毎年この峠付近に広がるブナ林を訪ねる。

必ず訪ねるのが右端にある桃尻ブナ(私が勝手にそう呼んでいるだけですが)

桃尻ブナ? 12年前に見た時から尻の傷はあったな〜。

山はまだ冬


ブナの森から

2019-06-15 09:30:59 | ブナ

今か今かと待ち望んでいた、関田峠への道が開通した。上越市のホームページでは5月の24日が開通予定でしたが、24日には峠への道は通行止でした。バリケードに書かれていたのは、6月上旬開通とだけありました。そんなことから遅くとも6月7日にはとの思いで、10日に行ってみました。7日に開通したのでしょうか、案の定、峠付近にはマイクロバスが数台、その他、県外からの車で埋まっていました。関田峠のブナ林の根明けを待ち望んでいた人が、大勢いることを創造されました。しかし、予想していたブナの根明けは散々なものでした。今年は4月に降雪があったから、なんとか雪が残っていましたが、6月のブナ林の根明けはあまりに遅すぎました。また、このブナ林を見せるのは良いのですが、残った残雪でそり遊びなどさせて、美しいブナ林の景観を壊すのはいかがなものと思いました。マイクロバスで来られた児童学習の団体なのでしょうが、原始的なブナの吐息を味わうには、そのような活動は控えてもらいたいものです。意味のある自然体験とはどういうものでしょうか。

あまりの車の多さに喧騒を避け、黒倉山方面の信越トレイルを少し歩きました。

 

筒石峠分岐

筒石峠には小さな池があり、ここにはサンショウオとモリアオガエルが住んでいます。

残雪の残る池にはサンショウオの卵が。(餃子の形をしている)

お昼過ぎ、関田峠のブナ林は元の静けさを残していた。写真をとる方が3人ほど。

2年ぶりの美尻ブナ。