上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

「瞽女街道をいく」写真展

2016-07-21 15:21:41 | 展覧会

 写真展を開催する上越の町屋は間口2間,奥行き10間程。暗く狭いこの空間を有効に利用するのだが,昔の電気配線なので、照明の確保が最も困難なことであった。さてどうしたらよいものか,思案し,限りあるポケマネでやりくりしなければならない。まずは写真展示用の壁面作り。そして光がまわらない暗い壁の塗装など。課題は沢山ある。

 この際だからと,のぼり旗を作って目立つように考えた。猿の浅知恵かな!

イヤいや、最近は猿にも劣る人間の方が多いので、猿に失礼かも!

 

                          (瞽女はイメージです)

 

本の裏表紙。展示は全倍の大きさ。3600万画素の精細感が見事に表現できる。穂先の一本迄目視できるとは,35mmフィルムではかんがえられなかった!


「瞽女街道をいく」本出版と写真展

2016-07-14 12:10:27 | 写真集

 

 本の表紙・新潟県上越市直江津海岸・波の華

 

 

 このブログにおいで頂いております数少ない皆々様,長い間ありがとうございます。

近々「瞽女街道をいく」と題して本を出すことになりました。内容は写真集というより,ガイドブックに近く,写真が満載。知られた観光地はほとんどなく,山里やマイナーな場所が多いです。この中でお勧めは,瞽女宿と並行して調べた城跡や,徒歩でなければ辿りつかない峠など。絵の下手な私が書いた宿と城跡の地図が秀逸です(笑)

本文74ページ(カラー) 価格3000円(税込) 今回の本は一般販売いたしませんので購入希望の方は下記の住所まで,はがきにてお申し込み下さい。予約も受け付けております。本の発売は8月中旬を予定しております。(送料無料)

※ 上越市高田にある瞽女資料館瞽女ミュージアム高田においても本は購入可能になりそうですので,そちらでのお求めも可能です。

  発売時期が決まり詳細がわかりましたら,改めてお知らせいたしますので,よろしく御願いいたします。

瞽女宿を訪ねて「瞽女街道を行く」は完売いたしました。

 

 〒323−0034 栃木県小山市神鳥谷3−10−6 田辺周一

 

 巻末に載せた頚城の瞽女宿と城跡地図

 

  画家・斉藤真一が高田瞽女の最後の親方,杉本キクエから聞き書きした瞽女宿の地図を片手に7年。私は,瞽女宿と今も残る原風景を訪ねてきました。それら小さな旅は,頚城地方だけでなく,長野に跨がっています。その毛細血管のような街道を一冊の本にしたためると同時に,寝起きをともにした90年程経つ古い町屋で,ささやかな写真展を催すことになりました。展示施設にはほど遠い環境ですので,見苦しい所が多々ありますが,ご容赦を御願いいたします。

 

 

 

 

 

 

新潟県上越市中央町の町屋街は混みいって分かりにくいのでこんなのぼり旗を作り,ぎゃらりーの前に旗めかせております。 

日時場所は以上の通りです。 

 

※ このブログをご覧になり,写真展に足を運んでいただいた方には,「瞽女街道をいく」オリジナルポストカード(3枚組)を差し上げますので,ご来 場の際はお申しでください。(限定20セット)