上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

樹下美術館 「篠崎正喜展」 上越市

2023-09-26 11:25:01 | 美術館



 

上越市郊外にある、瀟洒な美術館・樹下美術館 ←クリックに行ってきました。8月17日〜10月17日まで篠崎正喜展が開催されています。ジブリに似たファンタジー&メルヘンの篠崎ワールドです。

入って直ぐ、倉石隆のデッサン画が並んでおります。先回は油絵が展示されていましたが、今回はデッサンですが

私は人物画が好きですのでじっくりと舐めまわしました。倉石のデッサンがは秀逸だと思います。

奥は篠崎正喜のコーナーです。色鮮やかなメルヘンの世界が広がっていました。これらは当館のコレクションだそうです。

宮トオルのような、ロリコンチックなのも私は嫌いではありません。

これはもう、ジブリテイストでナウシカのようです。

この美術館、田園の緑を眺めながらの喫茶室が、雰囲気があって人気のようです。喫茶室のみの利用のお客さんも多いようです。コーヒーカップも色とりどりで好みのものが選べます。湯飲みは斎藤三郎(斎藤陶斎)色豊な茶器です。この画像のものはお弟子さんが作られたと、副館長である館長の奥様に伺いました。

篠崎正喜展 10月17日まで。興味のある方はぜひ足をお運びください。

 

 


上越市 樹下美術館

2023-07-14 08:06:27 | 美術館

                 樹下美術館エントランス

越市にある個人美術館・樹下美術館←クリック。頚城平野の田園地帯の入り口ともいえる場所にある。背後には米山。新潟県と長野県を分かち合う関田山脈が連なる。ちいさな美術館で地元の画家、倉石隆と陶芸家、斎藤三郎、この二者の作品を常設する美術館である。館内には無料で入店できるおしゃれな喫茶室があり、軽食や、スイーツがある。この喫茶室からは、頚城ならではの田園地帯が眺望できる。

ここまで倉石隆の作品

 この美術館で7月10日までここのオーナーである杉田玄氏のブログでの使用した写真展があるというので足を運んでみた。

写真は樹下美術館オーナー 杉田玄氏作

写真展示に続いて、本日から8月15日まで杉田館長の絵画展が始まるそうです。興味のある方はぜひ足をお運びきださい。

期間中、入館無料だそうです。


多田祐子展・東京都町田市 西山美術館

2022-12-09 21:12:57 | 美術館

町田市、西山美術館 ←クリック 緑に囲まれた小高い丘の上にある。ロダン、ユトリロの作品と、世界の名石が展示してある。

今年の五月に亡くなった「裸の一村』←クリックを書いた、ノンフィクション作家大野芳さんの友人である画家の多田祐子 ←クリック さんの作品展にいってきました。多田さんは大野さんとは日本かっぱ村の村長(大野氏)と事務局(多田氏)となくてはならないパートナーであった。そのパートナーであった大野さんを失い、失意の多田さんを励ます意味もあっての、上京だったが、そんな懸念は取り越し苦労で、逆にこちらが元気をもらって帰ってきた。

多田祐子のホームページから

      ↓

ようこそ多田祐子の世界へ

洋画家の多田祐子です。2007年6月から「Web サイト」を開設しております
<現在>
メディチ文化協会正会員
WAC世界文化交流会正会員
ハプスブルク芸術友好協会・宮廷芸術会員
ウイーン市芸術名誉市民
タイ国立シルパコーン大学客員教授 & タイ王室名誉技芸員
NA SILPA (芸術の顔)の称号をタイ王国から2006・11・17 に
世界的名作遺産作家認定証 を選考委員長クリスティーヌ・モノー(ル・サロン会長)氏より2011・12・1 にいただきました
エルミタージュ美術館(ロシア)からは「友情と芸術の鍵」を2011・12・30 にいただきました
アジア文化顕彰 ソムラップ・キティヤコーン殿下(タイ王国王族)創設(2012.8.30)受賞
エルミタージュ世界芸術遺産作家認定 ロシア芸術協会 & 選考委員長クリスチィーヌ・モノー(2014.3.1)

認定に関しましては様々な国や市から頂戴しております。

 

 

「白昼夢」・油彩 2006年作 72cm×90cm

「嬉野の月」油彩2007年 72cm×60cm

「ウインク」油彩2013年 65cm×53cm15号

 

 

左から私、妻、多田祐子さん、奇しくも多田祐子さんと同じ姓の、多田啓二郎さん(田中一村コレクター)

私は、多田祐子さんとは初対面であったが、知己のように会話が弾んだ一日でした。

多田佑子展  12月18日(日)まで 興味のある方はぜひ足を運んでください。


長野県・須坂版画美術館

2021-10-14 08:52:10 | 美術館

10日は須坂にある版画美術館に寄ってから、志賀高原を回り草津に抜けて栃木に帰る予定だったが、志賀高原方向が渋滞で、飯山周りでの帰路だった。非常事態宣言が解除され、祭日とあっていずれも混雑していた。先日訪れたばかりの小布施町内はひどい渋滞で、抜けるのに往生した。

  小楢の雑木林を抜ける

版画美術館エントランス

版画美術館は木版画の大御所、平塚運一が常設の美術館である。棟方志功などの大先輩にあたり、近代の木版画の黎明期を生きた版画家だ。70才すぎから取り組んだ木版画「裸婦100態」が有名で、102才の天寿をまっとうした。

平塚の画集「裸婦100態」は100人の裸婦版画と詩で構成されていて、楽しい画集である。

地元の版画家、小林朝治の展示もあった。平塚と親交があった様だ。

平塚の「裸婦100態」のうち30数点の展示があった

 

今回の版画美術館の目的、清原啓子の銅版画。わずか30点の作品を残し、才能を惜しまれつつ、31才で早逝。

千葉市美術館から以前招待案内があったが行けなかったので、今回の須坂詣となった。9月20日までの会期が、10月10日まで延長でなんとか見ることができた。


葛飾応為の絵

2021-10-12 10:28:43 | 美術館

葛飾応為の絵は取りまとめた屏風絵の中に2点

北斎の三女・葛飾応為は、父北斎も認めるほどの画才があった女性画家であるが、確定できる作品は少ないのだという。北斎美術館にあ理、展示されていた葛飾応為の絵は2作品。

 

 

 

吉原格子先之図

夜桜美人図

三曲合奏図 (瞽女さんが描かれています)

葛飾応為の著名な作品を紹介しておきます。