上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

今年のチタケ事情

2024-08-18 11:49:32 | キノコ

 8月に入りチタケの時期がきた。

栃木県民にとってチタケ←クリックはソウルフード。山深い崖や渓谷の斜面に顕著に出るので、例年、滑落で何人かの遭難者や、

死亡者が出るくらいだ。

通年、チタケが出るのは8月初めからお盆明けの20日頃までが最盛期だ。まれに9月に入っても遅出のものもあるが)

 

 昨年は8月に雨がなく、8月下旬から9月にずれ込んだようだ。私の城(いつも採れる場所)では通念通り採れた城と

採れなかった城があったが、一年分の食い扶持はなんとか確保できたが、今年はどうだろう。

今年の暑さは異常で、チタケ山の里は23度〜25度だが、山の斜面を昇降していると水に入ったように

びしょ濡れである。いやいや、熱中症になったようで、キノコ探しを早々に切り上げた。

15日の段階では、今年もやはり全ての城での収穫はできなかったが、なんとか今年も一年分の食いぶちを確保できた。

 

 


上越チタケ事情

2022-08-26 10:47:30 | キノコ

お盆を過ぎ上越のこなら林のチタケを探しに出た。チタケシーズンは終焉に近づいて入るがまだまだ、コナラ林やブナ林にはまだまだ残っているはずだ。

1時間ほどの収穫。1kgほど。

部屋の中はチタケの香しい匂いで一杯だ。


新潟県チタケ事情

2022-08-10 13:42:38 | キノコ

新潟県津南町無印キャンプ場 季節柄キャンパーが多い

美しいブナ林が多い

信越トレール(80km及ぶ登山道)に沿って林道が走る

道路脇でチタケを7個採取  いつも採れる場所でとれた

 新潟県ではチタケ(チチタケ)はマイナーなきのこである。というより栃木以外ではと言い換えたほうが良いのだろう。しかし無名であるが故に誰もとらないからたくさん採取できるかといえば、そうでもないのである。前に書いたように新潟県では植林(杉)が多く、自然林はブナ林で、キノコの本にはブナ林に多く出る、などと書いてあるにはあるがあまり出ていないのである。やはりコナラ林が栃木では多く、チタケ採りはコナラ林と見れば突入するのであるが、いずれのコナラ林にも出ているというほど、チタケ採りは甘くない。そんなに簡単であればチタケの不作の年には松茸ほどの値段がつかない。チタケの育成にも限定された環境があるのである。そんな中、新潟でもあちこち自分の城をノミネートするのであるが、いずれの城もせいぜい10固ほどの収穫で終わるのである。

ブナ林の中で3個GET

妙高市のコナラ林で オオオニテングタケ

妙高市のコナラ林で8個GET

二日間で16個。採れたといえば、よくぞと言えるが一個も採れない年もあるから、なんとも嬉しいということか。これらを使ってそば出汁を作る。


今年のチタケ事情・2022、8月

2022-08-03 09:56:33 | キノコ

 

タマゴタケ(食)おいしいです。

アカヤマドリタケ(大型きのこ食)

まだ今年は早いようででるのはこれからか  8月2日(急斜面を2時間の収穫でした)

上越に通うようになって夏になるとよくちたけをを探した。上越地方は植林が多いうえ、͡コナラ科の樹木が少ない。ちたけはコナラ科の樹木に多く出るので、ブナが多いこの地ではちたけはあまりでない。それでも何か所か城(いつも採る場所)を見つけたが、なにせ5,6個の収穫。多くとも20個程度。この程度の収穫ではとても一年の使用には耐えられない。一年分の食分は2,3kgは欲しい。スーパ袋にたとえるなら、2袋くらい。収穫したらさっと洗って(洗っているうちにキノコの成分が流れ出て出汁がなくなる)小袋分けして冷凍する。それを大事なお客や、家族のイベントにつかうのである。

 

 

スギゴケの中に出るちたけは丈が伸びず、厚みがあり、良質である。うまそうでよだれが、でているか!


今年のチタケ事情

2021-08-08 13:14:19 | キノコ

 

ちょっと早いが、チタケの出の視察(?)を兼ねて福島回りで上越の行程となった。一年に一度は、往路か復路には奥只見周りで上越と小山を行き来する。

さてと自分の城(自分がいつも採る場所)に行ってみると、ほほう〜何個か出てきている。こんなもんかと帰ろうとするがよくよくみると、結構、ポツンとあるではないか、小さな袋に50個ほどの収穫であった。

檜枝岐の集落を過ぎ、尾瀬への玄関口の沼山峠との分岐を過ぎ、細くうねった長い下りを走るとちょっとした丘陵地が出てくると、「山中」という店が現れる。子供たちが小さい頃からこの店はあり唯一のお店である。

少なくとも30年は営業している「山中」食事ができるが、渓流釣り人や登山、バイクのツーリストなど利用していると思われる。ここから奥只見銀山平までの30kmほどの間にはこの店と小白沢ヒユツテしか店はない。

只見川に架かる橋、「金泉橋」ここが福島と新潟の県境である。

小白沢ヒユツテ。新潟の最奥部にある宿泊施設だがこの施設がいつまで続くのだろう。このヒュッテの前にあるキャンプ場は家族で何度も利用したものだが、今は使われることもなく荒れ果てている。

小白沢ヒュッテブログを拝見しましたが、キャンプ場はオープンしているようです。初見したところ水場もトイレもキャンプ場周辺には見当たらないので、ヒュッテを利用できるのかもしれません。また小白沢ヒュッテオーナー様は、コロナについては嘘であり、ワクチンは生物兵器あるとの持論の持ち主の方で、マスク使用の人、ワクチンを摂取した人は利用不可とのことですので、こちらを利用しようとする方はご注意ください。考え方は人それぞれであり、いろいろな考え方がありますから、それはそれでいいのではないかと、私は思います。

 

このブナ林のテントサイトは素晴らしいが、トイレも水場も無いが大丈夫なのだろうか。