上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

秋の気配に

2018-09-26 11:29:56 | 直江津海岸

          直江津港方面。火力発電所を見る

初秋。平日の直江津海岸には誰もいない。これほど美しい自然のイベントを眺めているのは私だけ。

もったいないような。それでいて独占しているようで、嬉しい。

 

南西の空には上弦の月

 

  鳥首岬の鼻先に落ちる

 

  町屋の高台に夕暮れが迫り、今日も日が終わる。


斉藤真一・瞽女絵のジオラマをつくる

2018-09-23 17:33:48 | ジオラマ

今月が渓流釣りの最終月なのだが、雨が降り続き、晴れても上越の谷は濁りが取れ難い。流れが澄んできた頃にはまた、雨という塩梅で、谷に入れない。で、雨の音を聞きながら、家の中で悶々と斉藤真一の瞽女絵のジオラマを作ってみた。しかし不器用な上に目が駄目だが,なんとか不出来では有るが、一応完成というところ。

 

 

 

原画は「絵日記 瞽女宿を訪ねて」斉藤真一著を参考にした。(48㎝×27㎝)

鉛筆がであるため,画題が確定できなく想像であるが,早川谷の物語,瞽女手引きの「きくちゃん」の話のようである。

葬列は早川谷の橋を渡るシーンが描かれている。原画は以下の通りである.

 

 

 


翡翠の渓で

2018-09-11 17:06:32 | 渓流釣り

 

 

 

 3年前に上越の渓で出会った釣り師に、A谷は良いよ、と勧められた。昨年の夏、A谷を遊び半分で覗きに行くと、新潟夏の渓のおきまりの、アブの大群に囲まれてしまった。

 今回8月を避け、9月のA谷に入ってみた。

 

 落差7、80mほどの大滝

 初手から林道は大崩落していて、谷に下りることもできず、崩落を高巻くこともできず、砂礫の急斜面を危ういトラバースで超えた。荒れた林道を歩くこと2時間あまり、奥の二股にたどり着いた。

 短時間であったが釣果は満足のいくもので、開けた真昼の谷で尺上が次々に出た。

 

     カディスに来た尺上

 

 帰路に見た明星山

 今回は谷泊まりで、星空を仰いでの釣行を予定していたのであるが 、次の日が雨の予定であったため、日帰り釣行となった。この日、予報通り夜は雨になった。