空はあかね雲だが、ここに来るまで少雨に降られた。夜中には雷鳴があり、降雨があった。
今日は土曜日。休日だが、さすがに16時も過ぎているので釣り人の気配はない。18時過ぎには渓泊まり予定地に着き、テントを張る。ここに来るまでアブ、ブヨ、蚊、メマトイに纏われ続けたが、渓に近づくと更に多くなった。一昨年は谷に降りテントを設営したにもかかわらず、あまりにも蚊、アブ、ブヨの多さに閉口し、暗い谷を登り返し車に再び戻ったという苦い経験があるので、今回は防虫対策には大分力を入れてきた。テンバの周りに防虫スプレーを撒き、テントの中にも噴霧、自分の衣服にもしっかり噴霧した。真夏の夕暮、特に新潟はアブが多く、谷筋では虫との戦いである。手早くテントを設営し、まだ薄明かりの残る渓の大場所に立ち、慌ただしく毛針を打つ。毛針が見えなくなる頃には、尺上二匹を含め良型を九匹ほど釣った。
尺岩魚の面構え
生簀には4匹ほど。全て渓に戻した。
続く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます