寄り道をして群馬県沼田市の打刃物屋を探したが、グーグル地図で見た屋号は見つからなかった。廃業したのだろうか。
沼田市が真田と因縁があったとは。
利根川沿いには日本有数の河岸段丘があったとは、知らないことが多いのである。
沼田は天狗の町ということか。
湯沢あたり、紅葉が盛りである。11月5日
上越市清里区にて
寄り道をして群馬県沼田市の打刃物屋を探したが、グーグル地図で見た屋号は見つからなかった。廃業したのだろうか。
沼田市が真田と因縁があったとは。
利根川沿いには日本有数の河岸段丘があったとは、知らないことが多いのである。
沼田は天狗の町ということか。
湯沢あたり、紅葉が盛りである。11月5日
上越市清里区にて
群馬県桐生市小黒金物店
ずらりと農具が並ぶが、ホームセンターで買うような値段ではない。
触れてはいけないジャンルに最近触れてしまったというか、元々好きだったものが頭をもたげてきた、ということか。通い道のついでだから、と言い訳がましくいいながら、打刃物の店を探して寄り道するようになった。
ハンマーの音に、作業場を覗くと当主の小黒さんが。電動式大ハンマー(動力ハンマーというらしい)は今年手放したのだと語る。歳だから、というが91歳だという。う〜ん 見習わなければ!
使い込まれた道具が並ぶ。
ナイフを一本と思ったが、とてもとても、3万円を超えるようなものばかりで買うことは叶わず、切り出しを一本。
こんなに高価ではそうそう売れるものではないだろう。
赤城山麓・空っ風街道を走る。雑木に葛のマント群生が掛かる。青空を抜いて!
葛のマント群がかかる雑木の先に榛名山のいくつかのピークが見える。
赤城ICを過ぎるといつもは利根川を渡りR17号に出るのだが、渡らないで利根川沿いの旧道を走る。しばらく行くと「日本の滝百選」の看板が。
崖上の白い岸壁の間には雌滝(落差40m)があるのだが。
ささやかな滝が、白岩の間に。
棚下不動滝 雄滝(落差37m) 大岸壁の鼻に落ちる。滝の周り360度見て回れる滝は珍しい。
不動明王
13年間通う上越への道すがら、沿道にある文化財はほぼ網羅したつもりだが、寄り道、回り道にはなるが、沿道沿いにない文化財にも目を向けることにした。
「群馬県渋川市上三原田 歌舞伎舞台」雲がなければ建物の背後には赤城山があるのだが。
全国に例を見ない特殊な機構(ガンドウ機構・遠見機構・柱立廻式回転機構・セリ ヒキ機構)を持つ上三原田の歌舞伎舞台は、字高井の大工永井長治郎が上方に修行に行き、帰郷後の文政2年(1819)、字大門の赤城山天竜寺内に建築したと伝えられており、明治15年(1882)現在地に移築された。この舞台での歌舞伎公演は途中何度か中断されたが、地元伝承委員会による舞台操作技術の伝承と古典芸能保存会による地芝居の復活により、現在でも歌舞伎が公演されている。平成13年度には第16回国民文化祭・ぐんま2001に「農村歌舞伎inあかぎ」として参加した。国重要有形民俗文化財(昭和35年6月9日指定)。
【上三原田の歌舞伎舞台】渋川市HPより ← クリック