コート・ロティ ル・ギャレ・ブラン 2002 フランソワ・ヴィラール
COTE-ROTIE LE GALLET BLANC Francois VILLARD
ローヌ地方の2002は全体的に芳しくなかったような記憶があり
ヴィンテージチャートを調べてみるとなんと78Cという
だからオークション価格が上がらなかったのかな
でもお陰さまで美味しいワインが市価の半分の4500円ほどで味わえている
赤ワインなのに”ブラン”とは?
Côte-Brune〈 コート・ブリュヌ 〉と Côte-Blonde〈 コート・ブロンド 〉
の2地区で造られる葡萄を使うのだが
白ワインのセパージュのヴィオニエが造られるCôte-Blondeのその畑が石灰質で
そのテロワールの色がBlonde=金色(FR語)だけどヴィラールの畑は白色していて
その色彩を表しているのか?
まあいずれにしてもこのワインは現地でもなかなか見当たらなかったのだが
日本でも数多くは扱われてないようだ
ボトルに付着している滓の状況から見ると
飲み頃に入っており、ここ1~2年以内が限界といいうところか
でも、色調からはオレンジが入ってきているわけでもなく、あと数年は大丈夫のように見える
ロティはシラー100%が多いのだが・・・
このワインはシラーが90%ヴィオニエが10%程度で
AOCでシラーが80%以上、ヴィオニエが20%以下が認められるので
ヴィラールのように混醸で造っている造り手もいるのだろう
そしてこのワインはVintageによって割合を若干変えているようだ
たぶん、シラーの強さがVintageによって違うためヴィオニエで味わいを調整しているのだろう
一般的な感覚であったシラーの特徴の焦げパンの香りもなく
どちらかと言えば ”熟成したグルナッシュ” に近いワイン香を感じる
遠因として数%のヴィオニエの効果だろうか
故に飲んでてイメージワインとして大好きなシャトー・ヌフ・デュ・パプの”Beaucastel”
・・・・・勿論96,97,98でダース保管熟成させているのだが
のイメージが広がってしまった
自分の味覚音痴に頷きながらも
Vintageと造り手によって印象が変わること
・・・というより”変えている”造り手の力量を痛感
ほんとにワインとは面白いものだ
COTE-ROTIE LE GALLET BLANC Francois VILLARD
ローヌ地方の2002は全体的に芳しくなかったような記憶があり
ヴィンテージチャートを調べてみるとなんと78Cという
だからオークション価格が上がらなかったのかな
でもお陰さまで美味しいワインが市価の半分の4500円ほどで味わえている
赤ワインなのに”ブラン”とは?
Côte-Brune〈 コート・ブリュヌ 〉と Côte-Blonde〈 コート・ブロンド 〉
の2地区で造られる葡萄を使うのだが
白ワインのセパージュのヴィオニエが造られるCôte-Blondeのその畑が石灰質で
そのテロワールの色がBlonde=金色(FR語)だけどヴィラールの畑は白色していて
その色彩を表しているのか?
まあいずれにしてもこのワインは現地でもなかなか見当たらなかったのだが
日本でも数多くは扱われてないようだ
ボトルに付着している滓の状況から見ると
飲み頃に入っており、ここ1~2年以内が限界といいうところか
でも、色調からはオレンジが入ってきているわけでもなく、あと数年は大丈夫のように見える
ロティはシラー100%が多いのだが・・・
このワインはシラーが90%ヴィオニエが10%程度で
AOCでシラーが80%以上、ヴィオニエが20%以下が認められるので
ヴィラールのように混醸で造っている造り手もいるのだろう
そしてこのワインはVintageによって割合を若干変えているようだ
たぶん、シラーの強さがVintageによって違うためヴィオニエで味わいを調整しているのだろう
一般的な感覚であったシラーの特徴の焦げパンの香りもなく
どちらかと言えば ”熟成したグルナッシュ” に近いワイン香を感じる
遠因として数%のヴィオニエの効果だろうか
故に飲んでてイメージワインとして大好きなシャトー・ヌフ・デュ・パプの”Beaucastel”
・・・・・勿論96,97,98でダース保管熟成させているのだが
のイメージが広がってしまった
自分の味覚音痴に頷きながらも
Vintageと造り手によって印象が変わること
・・・というより”変えている”造り手の力量を痛感
ほんとにワインとは面白いものだ