ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

03シリーズ第6弾 ボングラン

2009-11-15 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
Macon-Villages 2003 BONGRAN
CUVEE TRADITION


2本購入して
最初の1本目は酸味が強くバランスの悪いワイン
PP91-93という宣伝文句にまたかと閉口

それから半年後
セラーに空きスペースが必要になり
どうでもいいと思ったものから整理したのが2本目


ところが・・・

知人から突然化けるよとは聞いていたのですが
まさか半年で豹変するとは私もびっくり
ボトル差もあったのでしょうが楽しめる域に


ただボトル半分手前くらい飲んだ頃に
飽きがきてグラスが止まるのはなぜ






それは

甘みがだんだんしつこくなり

同時に酸味に不自然さ・・・補酸か?・・・を若干感じ

バランスも崩れているように感じはじめ

多分、調整しているという不自然さを無意識で感じたのでしょうか


まだ早かった プチ・アルロ 2005

2009-11-15 | NSG
CUVEE LE PETIT ARLOT 2005 DOMAINE DE L'ARLOT


まだ早いと思いつつ
待ってられない気持ちもあって


意味のない若飲みは避けたいところ
上級キュベの「Clos des Forets St Georges2005」の
開栓時期を確認のためにまずこれをと・・・・言い訳を自問自答

CLOS DE L'ARLOT の若木



まあいいか
・・・いつかは開けるんだし

2005は予想通りの若飲みになってしまったようです




開栓して1時間放置 + カラフェに入れてこなれるを待って
 香が雰囲気中に漂ってきていい感じですが、
 樽の硬さを感じるようなアロマが感じられたのですが・・・
 
試飲しながらでも
その固さを感じながら
大凡3時間後にやっと柔さを出し始めたのでした

最初のうちは要素要素に樽香あり
味わいにも果実の甘さや酸味、タンニンの背景に
しっかりと主張してきて少しうんざりして閉口

若飲みの部分はおいて

少し色付いた甘酸っぱさの残る赤果実
白い花を感じさせるちょっと硬めのフローラル
微かな腐葉土を伴った乾いた鞣革
スパイス香が絶えず背景にある

・・・惜しむらくは深みやコクが今一歩
  これは熟成がカバーしてくれるでしょう

Clos des Forets St Georges
  1995 ・・・・・ 15年熟成だから今年か来年には
  2005 ・・・・・ 2015以降にやっと飲み頃に 


半ボトルは翌日に置いておいたのですが

想像されるのは
きっと翌日のほうが丸みが出て良くなると期待して・・・