ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ヴィンテージ03 は難しいのだろうか

2009-11-04 | エシェゾー/VR/クロブジョー
ジャック・コンフュロン・コトティド エシェゾー2003
「J.CONFURON-COTETIDOT GC ECHEZAUX」


過熱果で難しかったVintage2003
特に酸味の状態や熟成の状況が気になって開栓してみた

まずはその一本




ド・モンティーユでさえ補酸を認めている03
補酸をした造り手は随分多くいたことでしょう

04と同様に造り手には厳しかった年だったから


見た目では計り知れない

自然とのまさしく格闘なのかもしれない




濃いめのガーネット
熟成感を少し感じさせるオレンジが入って

土の香りにわずかな動物臭を感ずる
エシェゾーに通じる土ぽさも僅かにある


Vintageも手伝ってか甘みや果実味は十分
酸味もあるのだがやはりちょっと頼りない





調整をした造り手としなかった造り手
このワインは補酸調整はしたのかもしれないが・・・
まだ自然な酸味に感じられる良い方のワインなのかもしれない

そうしたことを想像しながらVintageと造り手の兼ね合いを味わうのも一考なのかも