ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・ベルナール・モロー ブルゴーニュ・ブラン 2010

2013-06-04 | ACブルゴーニュ
Domaine Bernard MOREAU Bourgogne Blanc 2010

このボトルでベルナール・モローのACブル ヴィンテージ2010は最後です。今日は、オーストラリアとのWカップ戦をグラス一杯半残して4日目のジャック・プリュールを楽しんでからの開栓でした。

Wカップ出場おめでとう!! 
勝ちたかったのは誰しも同じでしょうが、次に控えるコンフェデ杯で頑張って欲しいですね。 (^^)/

モローのACブルは良かったですねえ。と言うよりACブルクラスではTOPに位置しているかと思います。故に、わたしはちょっとした村名ならこのワインを選択します。それぐらい好いワインでした。 



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ドメーヌ・アラン・シャヴィ ブルゴーニュ・シャルドネ 2010

2013-04-20 | ACブルゴーニュ
Domane Alain Chavy Bourgogne CHARDONNAY 2010

先日のアラン・シャヴィーのヴィンテージ2009の垂直比較にヴィンテージ2010を開栓してみました。A.シャヴィのワインは、造りとしては甘酸のバランスもきちっと取ってきますし問題がないのですが、ポイントはヴィンテージの影響を出してくる酸の入り方が気になるわけです。

開栓してみますと、やはり、ヴィンテージの特徴がそのまま出ています。何がVT09とVT10は違うのかといいますと、酸の入り方が違います。VT10は、甘みも酸も優しく柔らかさがあり、開栓1時間少々でVT09の2日目といいとこ勝負になります。

イメージ的には、ACブルやレジョナルクラスで早飲みしたければVT10がお薦めで、1erやGCクラスで熟成させるのであれば酸のしっかりしたVT09の方が良いかもしれません。
実は開栓前のイメージ通りで、それ故にVT09は1本のみ、若飲みしたいVT10は3本購入しておいたので正解でした。 ^^ゞ

<2日目4/20>
足がVT09に比べて太めで粘性も高そうです。グリセリンの状態もVT10の方が良さそうですね。ウ~ンA.シャヴィはVT09よりVT10の方が総合的にいい出来かも。



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ドメーヌ・アラン・シャヴィ ブルゴーニュ・シャルドネ 2009 

2013-04-16 | ACブルゴーニュ
Domane Alain Chavy Bourgogne CHARDONNAY 2009

アラン・シャヴィのACブルは、VT07のあとVT08をパスしてVT09からです。
ACブルといえども、確かピュルニーの葡萄をシャヴィ家の兄弟は使っていたかと記憶しています。

甘酸のバランスに(未だ? ずっと?)難ありで、やんちゃでしたが化けたVT07との差を感じます。まあ、VT09はそれなりに飲めるという程度で、失敗作ではないのでしょうが、初日の印象では酸がゆるすぎか。

<2日目4/16 21:00>
晩酌にいただきました。初日はボロクソ気味のコメントになってしまいましたが、きれいな酸が何処から来たのでしょうか? 1日で美女に変化してきました。バランスも問題なしで、ちょっとした村名クラスと言えるかと思います。これでこそマイブーム(古くて<(_ _)>)のシャヴィです。



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ドメーヌ・ギュイヨン ブルゴーニュ・ルージュ 2009 ②

2013-03-12 | ACブルゴーニュ
Domaine GUYON Bourgogne Rouge 2009

前回が11/4でしたので4ヶ月ぶりになります。

満杯でセラー保管してなかったのですが、無事に一夏超えましたね。さすがに二夏は・・・無謀なので・・・、 今春で飲んでしまいましょう。

飲んでみると、ACブルでも造りがしっかりしていますから、もう一夏大丈夫だったかも。 ^_^; 価格からはイメージできませんが、僅かにVRらしい梅鰹節系の香りがたってきてます。ACブルですが、可也VRレジョナルの葡萄が混じってそうですね。まあ、このクラスではトップクラスに間違いはなさそうです。



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ドメーヌ・ベルナール・モロー ブルゴーニュ・ブラン 2010

2013-01-16 | ACブルゴーニュ
Domaine Bernard MOREAU Bourgogne Blanc 2010

このワインは、昨年9月に飲んで以来です。
今日飲んでみて、やはり出てきたなぁって実感!!! ツマミに家内が調達してきたバゲット明太マヨネーズに好く合いました。

グラスを変えたこともありますが、3mは優に離れているソファのワイン音痴の家内が、「凄くいい香りがしてる! 」といきなりのコメントが飛んできました。わたしが、「これただのブルゴーニュ・ブランだよ」と言っても勿論ピンときていません。 ・・・・・ ハハッ ~_~;

香りは、
ハッキリ言ってACブルを遥か超えで、目一杯の完熟パイナップル、香ばしいナッツ、蜂蜜、軽く石灰系のミネラル、白黄系ブーケなど。
味わいは、
程よいトロミ、綺麗な酸と甘みがバランスいいですねえ。一点、ここが裾物だなと思うのは、余韻にあるグレープフルーツの果皮のような苦味かな。ACブルにケチ付けている自分が情けないのですが・・・・・ ここは敢えて言わせてください。

でもでも、Fiche-de-Dégustationで点数付けたわけではないのですが、17-17.5(PPなら90)はキッチリありますね。買値2Kですから裾物で最右翼でしょう。



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ドメーヌ・エドワード・ブリチェック ブルゴーニュ グラン・オルディネール 1999

2013-01-09 | ACブルゴーニュ
Domaine Edouard Bryczek Bourgogne Grand Ordinaire Blanc 1999

このワインは、年末に売出しがあって1本のみの試し買いです。ブリチェックは、好みでもあるモレ・サン・ドニのポーランド人の造り手なので、そういやVT05のジャンポールⅡがまだ1本あるくらで、いろいろ飲んではいたのですが、恥ずかしながらこのグラン・オルディネールの白があるって知りませんでした。

インポーター情報は以下の通りです・・・・・
”新樽50%”と”瓶熟144ヶ月”についてはまるっきり信じられません。買値が込みで1,700円のグラン・オルディネールに、GCや1erのような熟成コスト?ってホンマか?って思うのが普通ではないでしょうか。

<モトックスWEB情報>
葡萄:シャルドネ100%
醗酵:コンクリート・タンク
熟成:オーク樽熟成 18ヶ月(228L、新樽比率50%) 瓶熟成 144ヶ月以上

確かに12年も経ったら、新樽の使用状況は今ひとつ分かりにくいのですが、香味からは(色調はさておき)まるっきり?マークです。表示の瓶熟成ってまさか12年=144ヶ月って言うんじゃないでしょうね!!! この最低ランクのワインに12年寝かせるってCaveのルールがあるならまだしも、そりゃあ考えられんでしょう。 ・・・このワインを1本買ってから調べてアッチャーでした。

ところで香味は、一言で言えば「こんなものでしょう」し、このクラスでは上出来とも言えます。

ただ一点、気に入ったのが過剰な甘みもなく、ダレることもなく、ツマミの烏賊のウニあえにマリアージュに近くピッタリだったのが気に入りました。  アーアカン、酔ったー 皆様すみません *_*;;



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ドメーヌ・アルロー ブルゴーニュ 200.9

2012-12-22 | ACブルゴーニュ
Domaine ARLAUD Bourgogne RONCEVIE 2009

アルローのワインを飲むとホッとした安心感があります。
このヴィンテージ2009のACブルは、やはりいい出来栄えですね。恐らく、このワインのヴィンテージ2010は、もっといいのだろうと想像できます。
スソ物に注文は付けられないのですが、この造り手のVT10は是非試しておきたいですね。



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ドメーヌ・レミ・ジョバール ブルゴーニュ・ブラン 2010

2012-12-12 | ACブルゴーニュ
DOMAINE Remi JOBARD BOURGOGNE-BLAC 2010

今年の1月にヴィンテージ2009を飲んでみてなかなか良かったので、続いて2010も試してみました。

この造り手のワインは、VT09とVT10の差異をあまり感じませんが、強いてあげれば、VT09よりも余韻の綺麗さとバランスの良さを感じます。やはり、この造り手でもVT10の良さが十分出ています。

香りは、革、白と黄色のブーケ、木の実など、味わいは、蜂蜜が出すぎず(VT09よりも)、酸もしっかりして、全体的にはムルソーチックさがあっていいです。ACブルでは出色の部類でしょう。

やはり、このワインを見ても、ヴィンテージ2010の方が2009よりもいいですね。



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ドメーヌ・ギュイヨン ブルゴーニュ・ルージュ 2009

2012-11-04 | ACブルゴーニュ
Domaine GUYON Bourgogne Rouge 2009

ACブルでもしっかりした造りらしいので、購入後暫く・・・といっても小一年だったか・・・寝かしておきました。

開栓当初からボトル口から香り立ちもあり、味わいも思っていたよりも硬くなくて美味しく飲めます。色調は、(写りが悪いのですがm(_ _)m)気持ち薄めでしょうか。

ACブルクラスでは、村名一歩足らず的とわけ分からない言い方になりますが、十分美味しいワインですね。今日の状態から、このワインは、このVT09の素性からだと、本来はせめて4-5年は寝かせるのがいいのでしょう。いずれにしても、スソ物では最右翼の一つかも。

2日目の状態を見てみたくなりました。

<2日目11/5>
2日目も初日と変わらずで、甘酸バランスも良く美味しく飲めます。2日目に雑味が余韻にほんの僅かにあるのが明らかになりました。まあ、このクラスでは仕方ないでしょうね。



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バロ・ミロ ブルゴーニュ・ルージュ 2009

2012-10-22 | ACブルゴーニュ
BALLOT MILLOT BOURGOGNE ROUGE 2009

開栓当初、またブーちゃんかと連続ブーちゃんを覚悟しました。ま、2日目の状態・・・違和感のある苦味・違和感を評価したいですね。

バロ・ミロのドメーヌ物は「MISE AU DOMAINE BALLOT MILLOT A MEURSAULT」とエチケットに入っているはずですので、このワインはたぶんネゴシアン物ですね。

1本目と違って、注ぎいれた時の泡立ちがありませんので、亜硫酸塩の影響がないかと。1本目は、若干飲み口に違和感を感じたのですが・・・。

色調は薄めで、香りはあまり立たず若干赤系フルーツがあるかな程度。粘性はサラサラで無く、タンニンもVintageの割りに無くて?マークですね。まあACブルに贅沢は言いませんが、”悪くは無いよそれなりに飲めるよ”といったところでしょうか。

そうした意味合いで、この造り手はやはり白屋ですね。

<10/29追伸>
2日目、3日目と見てみました。
ブッショネの心配はなく、薄めですが結構クリアないいワインに変化しました。赤もいい造り手かもしれません。



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ドメーヌ・イヴ・ボワイエ・マルトノ ACブル・ブラン 2009

2012-10-10 | ACブルゴーニュ
Domaine Yves Boyer Martenot Bourgogne Blanc 2009

これで2本目ですが、このワインの造り手はてっきり白屋だと思っていました。
が、白のスソ物VT09であれば、先日のミッシェル・グロのHCDN・ブランの方が厚みもあり、値段的にも同等で遥かに美味しいと思えますが・・・。

埼玉拠点の宣伝上手なN店さんのお陰で、マルトノのフラッグシップ(?)のムルソー・ペリエールなど瞬間完売。本当にワインが旨いのか、宣伝が巧いのか、入手できてません(買う気が未だない)ので分かりません。だた、スソ物ではVT09でこの程度であれば、美辞麗句の宣伝とは対照にちょい力不足のように思えますね。



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ベルナール・モロー ACブル・ブラン 2010

2012-09-17 | ACブルゴーニュ
Domaine Bernard MOREAU Bourgogne Blanc 2010

ベルナール・モローのワインは、この2年しか経っていないVintage 2010で、将来を期待させられます。
従前に、3年間で5本飲んで変化を見て、結論として難しい年だったと実感するVT07は、5年未満では酸の入り方や甘みの出方に難はありましたが、それでも5年を境に変化が楽しめる素晴らしいワインになりました。

まあ、今日のワインの場合は、ヴィンテージの良さがそのままポテンシャルとして最初から顔出しています。乾いた鞣革香、蜂蜜や青さがあるパイナップル、白や黄のブーケetc・・・ 良いワインになる要素が詰まってますね。雑味があるのはACブルですから仕方ないにしても、こういう酸が綺麗で、余韻まで甘酸のしっかりしたワインを飲むと、やっぱりブルゴーニュはいいなあって思ってしまいます。

実は、セラーの関係もあって、VT09はパスして、VT10に絞っていたのですが、正解でした。恐らくブルゴーニュは、09より10の方が良いものが多いかもしれませんね。このワインは今は、バランスをチョイ崩していますが、それでも良いと思わせてしまうほどに味わわせてくれる、ええワインです。今年いただいたスソ物ワインではトップレベルでしょうか。

毎回いい買い物をしていますが・・・・・ というか、ストックリストを見ると、VT07もVT10も200円の違いで、ほぼ同価格という納得価格で手に入れてました。上級キュベも何本かストックしていますが、ACブルでこういうワインを飲むと、そのレベルであっても十分に熟成させてみような・・・ な~んてそれまでに飲んじゃうかも・・・・・ ^^;


※ブッショネ対策ブッション=DIAM6でした

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雑味も・・・?! ロベール・グロフィエ ACブル 2009

2012-09-05 | ACブルゴーニュ
Robert GROFIFIER Bourgogne Pino-Noir 2009

このワインは、好きなモレの造り手でもあるのでそこそこ期待したのですが、全くの期待はずれでした。

折角の重厚ボトルですが、使うまでもないですね。インポーターのLUCの取り扱うワインは、ワインの実力値よりも高め価格設定が多いように思います。これなら、2009のパスグラの方が、廉価な上にもう少しピュアであったと思います。

まあACブルだから・・・・・とは言えない、この程度のワインに3.6k出すには???ですね。これでは巷で評判が良いらしい上級キュベに手が出ないです。 

香りは、
ALC臭が漂いすぎ、紫系のブーケもありますが
味わいに、雑味が・・・余韻に・・・アッラ~(汗)。
バランスとかヴィンテージを差っぴいても、優良と言われるVintage2009でこれですか!!! これも勉強ですね。



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バターフィールド ブルゴーニュ・ブラン 2010

2012-06-21 | ACブルゴーニュ
BUTTERFIELD BOURGOGNE BLAC 2010

この造り手は、確かネゴシアンじゃなかったかと。今回は、試しに1本だけ買っておいたもので、自分評価では良いヴィンテージの2010です。
裏のエチケット情報によれば、ドメーヌ・シャソルネやドゥ・モンティーユで修行したとあります。 ・・・へー!

過日、五反田のフレンチビストロのボノミーで同じものをいただきました。その時は在庫していたのもあり、店でもグラスワインのお薦めもあって試してみていました。

ACブルにとやかく言う気は毛頭ありません。ただ、このワイン、石灰系や鞣革のミネラル香に合わさって、若い割りに粘性も上がってきて、グレープフルーツの香味もあって、知らなければドメーヌ物だと思ったでしょうね。ACブルのクラスで、久々になかなかと思わされました。
今、Stock-Listを見ると買値が2kでした。この価格なら、普段飲み用に自分評価優良年のVintage2010を何本か在庫してもいいですね。



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大当たり! ベルナール・モロー ACブル・ブラン 2007 

2012-05-15 | ACブルゴーニュ
BOURGOGNE BLANC 2007 Bernard Moreau

B・モローのACブル・ブランは8ヶ月(前回9/23)ぶりで開栓しました。その時はあと1-2年と記述してましたが、いいですねえ。

香りは、
ミネラル一杯の石灰香、グレープフルーツ香、僅かに鞣革白系のブーケなどなどACブルにしては化けましたねー (*^_^*)v
味わいは、
綺麗な酸にのってくる蜂蜜、強くはないですがいい塩梅です。トロミも十分にあって、予想よりも早めに華がのってきてます。
Vintage2007は確かにVintage評価は91点ですが・・・・・気難しいVintage
でもこの造り手は、しっかりVintageの特徴を捉えて、ACブルでも5年で化けさせました。まあ、彼のワインは見つけたら買いですね。



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