豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

都会の緑地化で経済効果も…北斗市

2018-08-16 16:36:17 | ファース本部

それぞれが様々な夏休みだったのでしょう。
弊社福地建装ファース本部は、今日が夏休み最終日です。
東京から帰省している娘家族も明日は、猛暑の続いている東京に戻ります。

今日の北斗市は気温18℃、雨で寒さを感じます。暑さを羨ましくも思う事がありました。
太陽は正午頃に真上になりますが、気温の高さは2時間ほど午後にずれ込みます。
太陽熱が地面に蓄熱した輻射熱と気温が重なって起きるからでしょう。

クーラーの室内機(写真)から放熱する熱も、この時間にピークになり、市街地のヒートアイランド現象はもっとも顕著になります。
ビルの屋上緑化などを政策的に推奨することで相当に緩和できそうです。

政府は大きな予算を継ぎ込んでも、市街地の道路や歩道、空地への積極に街路樹を増やし、新築ビル屋上の緑地化を義務化するくらいの意識が必要と思われます。

大都会東京の緑地化で、空気が綺麗で小鳥が飛び交い、快適に仕事のできる環境構築を。
我が国の経済効果が高まり、GDP向上で貢献することになりそうです。

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終戦記念日と輻射熱冷暖房…七飯町~北斗市

2018-08-15 14:41:03 | ファース本部

今日8月15日は終戦記念日ですが、日本は世界で唯一の原子爆弾被災国です。
米軍機から長崎と広島に放った原爆は、地上数百メートルで炸裂し、その0.2秒後には閃光の持つ熱線が10,000℃近くにも及んだといわれます。
100℃で水は沸騰し、300℃以上になると発火、10,000℃とは太陽の熱に相当します。

0.2秒の短時間で膨大な熱線を発したために想像を絶する爆風を伴い、何十万人もの尊い生命を奪いました。
この「熱線」つまり輻射熱は、ヒトのカラダを貫通させる特性を持っています。
この特性を平和的に冷暖房に活用したのが輻射熱冷暖房装置です。

冷暖房をする際に、エアコンから吹き出す冷気や暖気をドラフト現象とも云います。
暖気や冷気の当たったカラダの部分が温かくなり、冷たくもなります。
これを対流冷暖房方式と云います。

昨今は輻射冷暖房方式の器材も普及してきました。
フィンと云われるプレートに冷水や暖水を送り、その放熱プレートからの輻射熱で冷暖房を行う機材です。
画像はその一例を模写しています。
この輻射熱とは遠赤外線の「熱線」で直接に伝わる熱の事ですが「熱線」とは何か。

輻射熱の上手な活用で、とても優しくマイルドな冷暖房空間を構築する事ができます。
私達のファースの家は、天井裏エアコンでその熱を床下に送り込み、外皮インナー通気層を循環させ、床面、壁面、天井面からの輻射熱だけで冷暖房をおこなっています。

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暑中見舞い!…知内町~北斗市~七飯町

2018-08-14 15:25:08 | ファース本部

帰省していた長男夫妻が気温34℃の東京へ戻ってゆきました。
この道南は、小雨がときおりパラツク程度で気温23℃、妻の実家である知内町で墓参を済ませることが出来ました。

全国各地にFAS加盟工務店の仲間の皆さんがおりますが、本州の殆どが35℃程度の猛暑となっているようです。
心から暑中お見舞いを申し上げます。

写真は、今年1月末に撮った会社の前です。
氷点下7℃の寒波に大雪でした。
この写真で涼んでください。

お盆が過ぎると間もなく秋風が吹いてくることでしょう。
もう一踏ん張りです。今日はこれから大沼のゲストハウスに移動します。

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日本で最初に珈琲の飲まれた街…北斗市

2018-08-13 16:41:42 | ファース本部

昨日は東京から帰省した娘家族を迎えに函館空港に出向きました。
函館空港ロビーには美鈴珈琲店があり、時間待ちで美味しいコーヒーを頂いてきました。
この函館は日本で初めて珈琲の飲まれた街と云われています。

先ず函館で飲まれ、横浜、神戸、長崎と伝授していったとも云われています。
その珈琲の一つが函館美鈴珈琲だと云う事で1932年(昭和7年)だったそうです。
当時は鈴木商店と云う店名でスタートしました。(写真)

帰省している長男は、東京都内の四谷三丁目で藝術総合喫茶「茶会記」を経営しています。
そこで出すのが、何故かこの函館美鈴珈琲に拘っているようです。
確かにマイルドな味と薫りに特徴があります。

さて今日はお盆の13日、父母の墓参と実家である我家には30名以上もの家族があつまりました。お盆料理のあとに妻が出してくれたのがコーヒーでした。
それが函館美鈴珈琲なのか否かは誰も分からず…

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北斗市の誇るべき観光資源「きじひき高原」…北斗市

2018-08-12 16:38:14 | ファース本部

北斗市の北部(旧大野町)の小高い山(標高555m)の位置には、「きじひき高原」と云う展望施設(写真)があります。
今日は東京から帰省している長男と孫息子を伴って35年ぶりに登頂してきました。

登頂といっても昔と異なり、今は頂上まで立派な舗装道路を車で行く事が出来ます。
眼下に見える北斗市内、その先の函館湾を挟んで函館山がひっそりと佇んで見えます。
視線を北東に移すと大沼国定公園の駒ヶ岳の凛とした姿を間近にあるように感じます。

北斗市市長の池田達雄氏も、Facebookでこの「きじひき高原」をことのほか素晴らしい観光資源だと称賛しておりました。そのFacebookを見て私も今日は訪れてみました。
南東に函館山が函館湾を挟んで浮かぶように佇んでおり、足元の牧場では農耕馬が草を食み、北東には大沼、小沼を抱えるように駒ケ岳が。

「きじひき」の由来は「木地挽(きじひき)」からと云われます。
きこりが木を伐採して炭焼きを行ったことが「木地挽」と云われた最初だそうです。
明治時代から、この「きじひき」と言われてきたとの説明がありました。

北海道新幹線・新函館北斗駅からも近いので是非、訪れて頂きたい場所です。
函館山の景色と一味、二味も異なるロケーションを楽しめます。
私は、北斗市親善大使の肩書もありますが、肩書いぜんにお勧めしたい観光場所です。

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断熱性能に寒冷地・温暖地を区切らずに…北斗市

2018-08-11 15:51:41 | ファース本部

私達の仲間は温暖地の九州宮崎、鹿児島市などに多くのファースの家を建築しています。
温暖地のファースの家は全館輻射冷房仕様で、それが評価されていると思っていました。
ところが温暖地は家の断熱意識がなく、断熱材のまったく入っていない家が殆どです。

真冬は、宮崎や鹿児島でも気温3℃、4℃となり、家の中も5℃、6℃まで冷え込みます。
完全断熱して全館23℃のファースの家は、玄関を入った瞬間にその違いに驚くのです。
温暖地では寒さに対する意識が希薄だったのでしょう。

5℃、6℃の家屋内では疾患率も高くなり、老人医療費に膨大な国費を浪費しています。
ファースの家は、夏場の冷房対応と省エネ対応は付録のような性能とも云えそうです。
SDGsの理念が浸透しつつあり、その中に「豊かな住まいと街づくり」が明記されています。

温暖地の住宅の断熱仕様は、直ぐにでも北海道なみにすべきなのです。
断熱基準を超える仕様で断熱材を充填しても称賛されても否定される事などありません。
2020年断熱義務化で温暖地でも断熱性能が差別化になることはありません。

冬の寒冷乾き過ぎ、夏の高温多湿を大量のシリカゲル活用で調湿するファースの家で、大手ハウスメーカーとの差別化をはかってください。
この夏休みでは、全国各地でファースの家夏場の冷房体感会(写真は山崎建設さん)を催しており、是非体感を!

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創業51年・大勢の方々に感謝!…北斗市

2018-08-10 16:35:23 | ファース本部

昭和42年3月に独りで東京にでて下請けの仕事を探し回り、4月1日に創業しました。
今年4月で51年目、先月7月20日の全国大会でその経緯をビジュアルにて披露しました。
当時一緒に上京した仲間のスタッフは65歳定年でリタイヤしました。

鉄骨トビ職の建て込みの仕事で起業してから木造建築に移行し、下請け仕事から抜け出すために昭和52年に東京から現北斗市に移転しました。
その後、地元密着の工務店経営を行いながら、住宅システムの研究開発を行ってきました。

現在は、北海道の道東から九州南端の大隅半島までFAS加盟工務店の仲間達が、私の開発したファースの家を建築してお施主様の幸せづくりを行っています。
弊社は、妻で副社長が地域活動を行い、まさに地域密着型の工務店経営の実践を。

写真は7月20日の全国大会で副社長と登壇した際、来場者の方に撮って頂いたモノです。
創業51年、妻や社員、更に全国200社近いFAS加盟工務店の経営者やスタッフに支えられてきました。
8月1日付けで肩書が社長から会長になりました。

代表取締役会長となり、社長決裁業務がなくなるため、研究開発の仕事や研究機関との連携や全国各地の工務店まわりがし易くなりそうです。
全国大会では各地域ファース会の方々から頂いた旅行券を活用して、北風が吹くころには、妻と一緒に海外旅行へでも行って来たいと思うところです。
さて、ファース本部は明日から夏休みに入ります。

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時代とともに変わるヒト、モノ、仕組み…北斗市

2018-08-09 17:04:28 | ファース本部

私達は、常に最高のスペックの住宅システムを提供するため、日々研究を行っています。
家づくりには多くの資材が使用されます。
その資材や部材の向こうにも多くのヒトの存在があります。

平成元年に始めたスプレー発泡断熱システムは、日本で初めて公的に認可されるまで5年間の歳月を費やする事になりました。
無いモノを生み出すと、それに関わる企業や学者等の既得権者には大混乱を生じさせます。

誰のための改革かと云うと「住むヒト」のため「地球環境つまり自然保護もヒト」です。
断熱材、高性能サッシ、換気システム、調湿材、エアコン機器などと時代潮流とともに新しい技術改革が次々となされて行きます。
私達ファース本部は、その一翼を担っていると自負しています。

今日は専用サッシのラインナップに加わる「YKK」函館支店長の後藤康雄さんにご来社いただきました。
ファースの家が平成元年のスタート時はYKKで函館支店長は安達さんでした。
その後ファース本部は、様々な技術革新を行いましたが、ロット生産に拘らない立山アルミ(現在三協アルミ)が我々のオファーに沿ったサッシを生産してくれました。

その後は、三協アルミさんに加え、エクセルシャノンさんもファース専用サッシを製造してくれるようになり各選択制です。
今回は更にYKKさんもラインナップに再登場します。
私達やメーカーの都合でなく、ユーザーファーストの理念がそのような結果になるのです。

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天候不順は天災か人災か…北斗市

2018-08-08 17:24:02 | ファース本部

一方で強い台風13号が関東に向かってまっしぐら、今後の首都圏を直撃しそうです。
今日も関西以西の地域では30℃以上の猛暑が続いています。
ところが道南に位置するこの北斗市は、明け方気温16℃、今も19℃と肌寒さを感じます。
この暑い、寒いは、誰のせいでもなく自然現象なのでしょうか。

これを自然気象ではなく、人が温暖化を造り出したことになる人災だと云う人もいます。
そもそも地球温暖化は人の節操のない好き勝手が招いた結果だと云うのです。
私達人間は、寒い時に寒く、暑い時に暑く、自然のなすがままにしていれば温暖化などにならないという識者もいます。

また人間ごときが天候を左右できるような影響力などは在り得ず、それこそ人間の驕りであると説く学者もいます。
台風や異常気象は天災なのか、人災なのか、意見の分かれるところかも知れません。
ともあれ夏休みを楽しみにしていた子供達には、良い天気で過ごさせてあげたいものです。

一足先にやって来た孫息子は4日目を迎え、仕上げた鳥の巣箱(写真)をみて満足そう。
一方では、台風13号の接近報道で東京にすむ家族の心配をしていました

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熱中症対策でのエアコン稼働と電力事情は…北斗市

2018-08-07 17:10:49 | ファース本部

電力会社は余裕電力の「予備率」を、とても気にして電力設備を整備しています。
この予備率3%を切ると停電(ブラックアウト)危険率は、高まり節電対策を。
今年は異常な猛暑が続いていますがマスコミでは躊躇することなくエアコン冷房を行い、熱中症にならないようにと促しています。

さて、ひところは節電、節電と連呼されましたが、現在の電力状況はどのように。
今年は、経験した事のない猛暑日続いています。
ところが心配になる電力予備率は、東日本で4.4%以上、特に猛暑の酷い西日本では6.7%以上と意外に思うほど余裕のある電力供給を行っています。

真夏のピーク時に極端には、エアコン(写真)稼働の電力需要が増えるのですが、政策的に推奨してきた太陽光発電が、そのピーク時にこそ本領を発揮しているようです。
つまりは電力事情を気にすることなく、熱中症対策でエアコンを稼働させるべきでしょう。

また九州電力や関西電力は一部の原発が稼働させております。
原発は一基あたりの発電出力が極めて大きく、再稼働で電力供給を安定させます。
原発依存に私も反対ですが代替エネルギー準備が整うまでは、膨大な設備投資を行った原発活用は使用後の廃炉を前提にし、もっと安価で有効活用を促すべきと思われます。

私は、オール電化住宅創設者としてヒートポンプでのエネルギー消費効率アップに期するものがあります。
これは電化住宅でなければ成し得ません。

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気密断熱イコール良い家でない…北斗市

2018-08-06 17:12:13 | ファース本部

断熱性能の高い家に住む人は、総じて快適で健康保持が可能だとされている。
北海道の住宅は必然的に高気密・高断熱となっているが、肺ガンの疾患率も高いそうです。
開放型の石油ストーブや喫煙率の高さが影響しているようです。

単に断熱材を厚くしても隙間があれば、暖かい空気は直ぐに入れ替わってしまいます。
ゆえに隙間を少なくした気密性能が必然なのです。
その気密を高めると室内空気が汚染されることから換気を促します。
換気すると云う事は、外の空気(乾燥寒気)夏の空気(多湿暖気)も入ってきます。

高気密は、いかにして外部の影響を受けず、内部空気を綺麗に保持するかが大切です。
家の中の空気汚染物質を除去し、湿度を一定化するには相応の技術を伴います。
私が34年前にオール電化に踏み切った理由の一つでした。

家の中の湿度を一定化するには、ポリフィルム1枚を貼っただけでは無理があります。
私達は、樹脂スプレー断熱材を何層もスキン層を重ね、シームレス状に家を包み込みます。
そのインナー通気層に調湿と空気清浄させた空気を循環させています。
私達が吸う空気量は、体重50kgの人で約20kg、ご飯で約100杯分に相当します。

気密住宅と綺麗な空気の組み合わせは実に難しいのですがファースの家は、ファースシリカを用いて調湿と空気清浄を同時に行っています。
写真は私の著書の一部ですが、主に家づくりと空気の質を書いています。

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幼い子供達から学ぶこと…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2018-08-05 17:40:58 | ファース本部

自己主義の生き方では、他人からの信頼を得るのがとても難しくなります。
私達は、多くの方々に支えられ、そして支え合う事で成り立っているからです。
「子供はもっと子供らしく」と、云う大人もいます。

子供と大人の違いは、経験量の違い大きいだけとも云えそうです。
子供は、現実に触れていない分だけ、純情で無垢な状態とも言えます。
この純情無垢のままで厳しい社会生活で生きて欲しいのですが。

子供らしさとは、無垢で純真、真っ直ぐに生きようとする生命力が根源かも。
私達は、子供達からこの真っ直ぐさを学ぼうとの気概があれば良い大人になれそうです。
生存競争では、社会の裏側を読み解く術も必要ですが無垢さが減少しても行きます。

子供らしさ、大人らしさ、地域の工務店らしさ、経営者らしさ、新入社員らしさなど、この「らしさ」こそが、その立場で果たすことの大切さなのでしょう。
今年も東京に暮らす孫息子が夏休みを北海道で過ごすため帯同しました。(写真)

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手づくりだからこそ…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2018-08-04 20:23:22 | ファース本部

家具センターやスーパーマーケットに行くとあらゆる安価な製品が陳列されています。
本棚、椅子、花壇、スノコなどの木工品は、ChinaやVietnam製で驚くほど安い価格です。
木材を購入し、道具を揃え、自分で工作する気力も失せてしまいそう。
しかし、手づくり木工の良さはまったく異なるところにありそうです。

弊社のお施主様で構成する福地建装ユーザー会は、「ワクワク手づくり木工」というイベントを毎年、開催しております。
今年もユーザー会の役員さんが何度も下打ち合わせを行い、開催にこぎつけました。

普段、家の中で使用する踏み台や鳥の巣箱、ベンチなどをつくっている人もいます。
家族が一緒に汗を流して協力し、売っている家具とはまったく愛着の度合が異なります。
今日は北斗市本社でのイベントに参加してから東京に移動してきました。
写真は、手づくり木工に参加者した方々と撮ったのですが、とても満足そうです。
気温20℃と過ごし易い北斗市でしたが移動して来た東京の気温31℃、湿度75%!!


東京での建築学会温熱分科会の話題は「手づくり木工」と異なり、かなり無機質な内容です。
私達は、日々を何気にこのような無機質な時間を過ごしているように思えます。
手づくり木工のような情緒あふれる時間を過ごす事の大切さを感じたイベントでした。

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蝉の鳴かない夏となり…北斗市

2018-08-03 17:47:46 | ファース本部

今日も全国各地で猛暑に晒されているとの報道がなされています。
熱中症で救急搬送される人が増え、命を亡くする人もおり、この加減知らずの猛暑に閉口します。
ギラつく太陽とギンギンと鳴く蝉の声がセットで夏を感じていたのですが昨今は、蝉の声が聞こえなくなり、僅かに遠くからツクツクホーシの鳴き声が聞こえます。

あの暑い時、忙しない蝉の鳴き声を聞きたくはありませんが、ギラつく太陽に蝉声の無いのは、また物足りなさを感じてしまうものです。
温暖化の猛暑が災いし、蝉の生態系が変わったとしたら大変なことのかも知れません。

今日は、ここ北斗市も気温30℃、ギンギラギンの太陽が照りつけています。
それでも空気が乾いているので、木陰に入れば涼しく感じるようになりました。
暑さ寒さも彼岸までと云いますが、彼岸を待たずに北海道では少しずつ過ごし易くなりました。

さて明日の土曜日は「福地建装ユーザー会」が主催する「わくわく手づくり木工」の日です。
その明日は気温が一気に下がり、雨模様とのことで屋内開催の出来るように準備(写真)を。
蝉の声を聴きながら行った「手づくり木工」の時代を懐かしく思います。

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「さりげない冷房空間」を…七飯町~函館市~北斗市

2018-08-02 17:46:42 | ファース本部

連日の猛暑で普段は30℃を超える事の少ない北斗市でも昨日今日は30℃を超えました。
30℃を超えると誰もが暑い暑いと悲鳴を上げていますが38℃越えの地域で暮らす方々に申し訳なくなります。

テレビでも盛んに熱中症を防ぐためエアコン冷房を惜しまないようにと繰り返しの報道が。
冷房とは、人工的に熱気を冷やす事です。
エアコンからの冷風をドラフト現象と云いますが、最初は気持ちよくてもしだいにストレスとなります。

床、壁、天井の温度と室内の気温が同一(輻射熱量100%)で完璧な快適空間が成立します。
春や秋が快適なのは、外気のすべてが輻射熱で身体を包むからです。
しかし室内の湿度と周りの温度を同一にする事は至難の技となります。

断熱材、高性能ガラス、それに空調機材を上手な組み合わせで、輻射冷房空間も可能です。
春や秋が快適なのは、人工的に冷やしやモノでなく、総てが輻射熱で人を包むからです。
このような空間を「さりげない」快適空間とも云えそうです。

冷暖房とは、その存在を気づかせない温熱環境こそが本当の快適空間なのでしょう。
「さりげない優しい温熱環境」をつくるため今日も研究開発を行っておりました。
写真は、さりげない冷房を行っているファースの家コントロールパネルです。

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