豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

ユーモア精神で自分を幸福に…那須塩原~郡山~東京大崎

2009-06-12 22:12:21 | ファース本部
「花には水を、人には愛を、生活にはユーモアを」と言う詩が書いてありました。
この詩に解説がついています。「人を怒らせたり、悲しませることは簡単だ」しかし、笑わせる事はとても難しいと言うのです。

このコラムでは、「幸福になりたけば、人を喜ばす事を学べ」という名言も添えています。夏目漱石が教室で講義中に、ある学生が片手をポケットに突っ込んだまま聴いており、見かねて注意したら、隣席の学生が本人は腕がないと報告した、すると漱石は即座に「僕もない知恵を絞って講義しているのだから、君もない手を出して聴いてくれたまえ」と言ったと言います。

一瞬、暗い雰囲気がパッと明るくなり、漱石ならずとも、人の心を明るくするユーモアは、家庭の灯であり、職場の灯であり、社会の灯であると解しています。
またユーモアを解し、ユーモアの精神を忘れない人は、それこそ幸福者であると言います。 

ユーモアの精神は広い視野と心の豊かさを必要とし、何事にも興味を持ち、毎日を楽しく勉強する姿勢でのぞみ、人生にも、仕事にも、心にゆとりができているのだとこのコラムは結んでいました。確かにこのような生き方が出来れば、幸福者と言えるのでしょう。

今日は福島県郡山市で福島ファース会の総会に出席し、1時間半の講演を行いました。工事途中で工務店やハウスメーカーが倒産や夜逃げをして、完成しないまま放置される事件が相次いでいます。つまり地域の工務店は実効ある「完成引渡保険」が必須となります。

また10月より供託金を積むか、瑕疵保険に加入しなければ、新築住宅の引渡しが出来なくなります。100年に一度の経済不況と言われる時代ですが、住宅業界も、今まで経験した事のない大改革の渦中で、もがいているのが現状です。このような緊迫状況の中で工務店経営者における対応は、ユーモア精神などと言えない環境下にあります。

しかしこのような経済環境は、誰もが対等にその状況下の中で経営を行っています。真剣さの中にもユーモア精神が不可欠のようです。昨日は那須塩原のファース工務店、石川建設㈱を訪問して社長の石川裕之さん(写真)と懇談しました。

石川建設さんは、創業100年近い地元のトップ企業です。石川社長にはいつも余裕とユーモアを感じさせますが、自分も是非、見習いたいものです。

梅雨に入った関東の蒸し暑さは相当なものです。明日は梅雨の無い北斗市へ…
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