豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

不安を煽る物売り商法と同等か…東京~栃木県那須塩原

2009-06-11 22:02:17 | ファース本部
今日のニュースによると霊感商法で高額の印鑑を売りつけて関係者が逮捕され、宗教団体が家宅捜索されるような報道がありました。あなたの印鑑は陰性であり、「運勢を良く変えるには、あなたの印鑑を変えなさい」と言う言葉から始まるのでしょう。

高額なものを売りつける時の常套手段としては、先ず不安を煽り、その不安解消のためには、「この商品が一番です」と言って売り込みます。テレビのCMを見ていても、「このままならメタボ症候群で病気に」と煽り、「誰も自然に痩せられるOOOOを」と薦めます。

住宅産業は今が大きな過渡期なっております。そこで「時代の要請について行けない工務店は市場から淘汰されます」と言うトークで工務店経営者の不安を煽り、次に、このような時代こそ、「我々フランチャイズ本部の傘下で安定経営を」と加盟を促します。

霊感商法の高額印鑑、メタボ対策の高額食品、高額加盟金の住宅FCなどの、どれもが怪しいと思えてしまいます。
印鑑を変える事で運勢が開けるなら、貧乏で不幸な印鑑屋さんは居ない事になります。メタボ対策の健康食品メーカーには、肥満体の社員や家族が本当に居ないのでしょうか。

私達の住宅産業は、CO2削減問題が沸騰しており、昨日今日の報道でも省エネ住宅の建築促進の法制化を次々に打ち出しており、この先「長期優良住宅仕様」の住宅以外は建築出来なくなる事は明白だと、まさに工務店経営者の不安を煽りたてているようにも感じます。

ハウスメーカーなどはその対策を確実に推進しておりますが、地域の小さな工務店では、いまだに瑕疵保険の義務化など、初歩的な事も理解していない経営者も多くいるようです。

霊感商法や健康不安を煽る、物売り商法のように単に加盟金だけが目的で、中身の希薄な住宅フランチャイズ本部も少なくありません。
今日の午前は、栃木県の㈲人見工務店を訪問しました。写真は、社長の人見進さんと奥様の人見美津子さんです。

我々も本部丸儲けと言われる、住宅フランチャイズのひとつです。
しかし、私達は「数を売らない、竣工してからが建主との本当の付き合い、90年寿命、超省エネ性能」などFC加盟してからが、始まりの永い付き合いとなります。

人見工務店の社長ご夫妻は、その真贋を見極める眼力を持っている事に安堵してきました。午後は、石川建設さん(後日紹介)を訪問し雨の一日が終わりそうです。
明日は福島県で講演後、東京に戻る予定です。
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