家づくりに対する思い入れは、百名百様の感性があります。
凝り過ぎた外観や内観は、メンテナンスコストと比例します。
のっぺりした真四角の家、マッチ箱と揶揄する人もいますが、もっとも合理的な家の形状でもあります。
真四角でも配色やサッシカラー、屋根の破風や鼻隠し板でデザイン性を確保できます。
私は、工務店経営者や一般ユーザーを対象とした勉強会で一緒に学ぶ機会が多くあります。
そうした機会にとてもアカデミックで専門的な質問を受ける場合があります。
住宅雑誌などで得た情報と自分の考えが重なり、過剰反応し過ぎているユーザーもいます。
例えば全熱式換気扇は、雑菌や臭気まで回収するとの文献に反応し、全熱式換気扇そのものに対する強い嫌悪感を潜在させているお施主さまもおりました。
氷点下の空気をそのまま入れるか熱回収をするのか。
その時の室内の湿気をどうするかを問えば全熱式換気扇を採用する意義が解ります。
建築の学識者の先生達は、夫々の分野の専門家です。
構造躯体の学者は断熱性能など、門外漢なのです。
断熱材の断点をなくする施工方法には、構造的な強度が大きく関ってきます。
家づくりは、周辺環境や地盤など多くの周辺情報の総合的機能で成立しています。
単に一項目の優劣情報だけでは、失敗する確率も高くなるのです。
これらの事は、出来た家に住む人、つまりは素人の方の意見が真実を語ってくれるのです。
今日から10連休ですが私は、換気に関する質問やお悩み相談に対応しています。(写真)
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