豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

オール電化住宅にする理由は…北斗市~函館市~札幌市

2014-05-13 20:40:01 | ファース本部
私自身が家中をすべて電化製品で備える全住宅を創設した昭和60年当時は、電気の需要が激減する深夜の発電余剰設備がとても大きかった時代でした。
この深夜帯電力活用することで安価に電気を使用出来る使用者側のメリットがあります。

また供給者側の電力会社も深夜帯電力の活用は、需要が減るため発電効率が悪くなります。
また余剰電力を安価で供給しても発電効率でもとがとれることになります。
つまり発電供給側と活用側の双方のメリットがフィットしたことが、電化住宅を急成長させた要因であったように思われます。

3・11以後、私達は、電力の貴重さをいっそう再認識させられました。
電化住宅は深夜帯電力一辺倒の電力活用から、一日を通じて平均して使用するような使用者側の責任も果たす時期になりました。更には、冷暖房機器のエネルギー消費効率(APF)向上のための時代へと移行して参ります。

電力は、家庭で1kwを使用する際にすでにその3倍以上ものエネルギーを消費しています。
燃料を燃やして水蒸気を作り、その力でタービンを回して発電、そして送電線で供給を。
この貴重な電気は、機器性能と家の性能、それに使用方法を合わせること、石油やガスよりも省エネで安価に使用できることができます。

エネルギー消費効率とは、1kwの電力を使用し、その何倍のエネルギーを取り出すかの技術が問われますが、その取り出した倍数のことを言います。
例えばダイキン・エアコンの「ウルサラ・7」のように「APF7.0」ということは1kwの消費電力で7kwの熱を醸し出す技術です。

エアコンなどヒートポンプは、電力コンプレッサーで冷媒圧縮して熱を取り出します。
上手に機器と家の性能、それに使用方法を加味すると10倍以上もの熱を取り出せます。
私達のファースの家も新しい技術が次々に加えられ、定期的に研修会を開催しています。

明日は札幌会場で今年度研修の初回を行うために札幌市に移動してきました。
写真は、最新バージョンのファースの家エアーフレッシュコントローラーユニットです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 遠隔からの現場確認方法の色... | トップ | 日々進化する住宅システム・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ファース本部」カテゴリの最新記事