豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

見える結露と隠れた結露…北斗市・本社

2024-02-26 17:12:20 | Weblog
見える結露と隠れた結露…北斗市・本社
室内の生活環境によっては、窓ガラスに結露が発生する場合があります。
気温20度、湿度50%の時の露点温度(結露が始まる温度)は、9.3度です。
外気温が下がると単板の窓ガラスの内側は、9.3度以下になる場合が少なくありません。

そのようなときは、窓ガラスに結露が生じます。
このサッシやガラスの結露は、目に見えますがその時の壁の中を想像すべきです。
ガラスの結露は、拭き取れば済みますが壁内の結露がとても厄介です。

壁内部結露は、断熱材を湿らせ性能劣化させ、更に腐朽菌増殖などのダメージを与えます。
気温20℃、湿度50%では、外気温が氷点下になるとどんなに高性能サッシやガラスを使用していても窓の下部に薄っすらと曇るような結露ができます。

この薄っすら結露は、むしろ快適空間の目安とも言えます。
結露が生じないのは、過乾燥すなわち乾き過ぎなのです。
過乾燥では、住む人のカラダから水蒸気を蒸発させ体温を奪い体感が寒く、乾燥肌、静電気が起きてハウスダストが浮遊し易くなり、不快な空間と云えます。

家屋内は、全熱交換式換気扇などで適度な湿気を保有できるような仕組みが必要です。
「ファースの家」は、シリカゲルを処方した「ファースシリカ」で床下に200リッターもの水分を保有させています。

これを乾燥した時には、放出させる仕組みで調湿機能を持たせました。
湿気を保有するため、若干結露のし易い室内環境とも言えるかもしれません。
この春先は、毎日のように過乾燥の日々ですが、ファースの家は乾き過ぎを防ぎます。

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