豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

スプレー100発泡とスキン層発泡断熱材…北斗市

2019-02-19 17:32:23 | ファース本部

私がウレタン・スプレー発泡断熱工法を見出したのは平成元年のことでした。
最初に目にする人は異様な光景に驚くヒトも少なくありませんでした。
可燃性樹脂をスプレー発泡断熱などは、危険極まりないと大バッシングを受けたものです。

樹脂スプレー発泡断熱工法は、可燃や発泡ガス対応に幾重もの対策を講じたものです。
また、可燃性断熱材の通気層に火炎が入った場合に備えて特許ファイヤーストッパーを構築。
この樹脂スプレー発泡を行うと表面にスキン層と云われる硬い膜が出来ます。

樹脂スプレー発泡断熱材は、独立気泡率と云う泡粒の数の割合を示す数値があります。
「スポンジ」もウレタンですが、気泡が貫通して独立気泡率0%とも云えそうです。
密着強度を高めて構造体を強くするには独立気泡率95%まで上げる必要があります。

スプレー断熱材には硬質系、軟質系などと色々な種類がありますが、価格に影響を与えます。
私は建物剛体や湿気まで遮るため硬質ウレタンで独立気泡率95%しか使用しません。
この95%の残りの5%が木材を呼吸させる事が目的です。

スプレー発泡で20㎜くらいのスキン層を何枚も重ねることで強度を保っています。
価格を抑えるには、脹らし剤を添加して100倍発泡にすると価格調整は幾らでも可能です。
しかし、独立気泡率が極端に低くなり、当然ながら強度も断熱性能も悪くなります。

私達のファースの家は、断熱材の価格が高くなりますが家全体のうちの断熱材の占める割合は少なく、転がしても壊れない強度と断熱強化を保持させることを優先しています。
施主ファーストの理念で、ファース創設時から断熱材仕様はまったく変えておりません。

ファース本部の確たる信念を樹脂原液メーカーのクラボウさん、そして責任施工を担当するクラボウ関西化成さんも、しっかりと理解して施工を行っています。(写真はファース工法専用部材のエアクララ施工)

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