豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

バブルはいつか必ず弾けるのです…北斗市

2014-01-16 18:03:25 | ファース本部
20年以上も前になりますが東京の新宿や銀座あたりで、タクシーを拾うとしても午前3時過ぎまで待たされた時代がありました。まさに我国のバブル経済真最中の時です。
土地神話が根強くあって取引銀行は、不動産購入の積極融資に毎日のように来たものです。

銀行が湯水のごとく融資をするため、借りて不動産投資をしない経営者は、ダメ経営者的な扱いを受けたことがあります。私などもそのダメ経営者のひとりだったようです。
需要があり、供給する土地や建物が少なくなると当然のごとく価格が上ります。

建造物や土地などの不動産バブルは、その他の商品を牽引することになり、自動車、家電、飲食や衣料品などに波及して行きます。中身の伴わない市場に対して金融機関の野放図な融資体制には、異常さを感じたものです。
必ず不動産は暴落してバブルは弾けるのです。

現在の中国はまさに日本のバブル時期に重なって見えます。
既に中国の地方都市では、バブルが弾け、無理やり建造した住居やテナントビルがゴーストタウン化しています。
中国経済の崩壊は我国に多大な悪影響を及ぼすそうですが、すでにカウントダウンの状態かも。
我国も中国経済の崩壊を前提に様々な対応策を講じておくべきでしょう。

今現在、私達の住宅業界もバブル状態に入っております。
何がバブルなのかと云うと、400万戸の戸建住宅が空き家になっている現状があります。
更に少子高齢化は進んでおります。
増える要素の無いこの時期に、増税駆け込みや金融政策で舞い上がっているように思います。
これは短期間で弾ける住宅バブルです。

然るに私達、地域密着の工務店こそ、その存在感を認められる時期ともなって来たと云えそうです。
売る家ではなく、造って育てる家づくりは、地域工務店でなければ実現しません。
住んだ建主さんが、安心で、安全で、安価で、健康でいつまでも笑顔で暮らせる家を…

それには、住んだ建主さんにストレスを与えない確たる住宅性能を備えることが基本です。
更にアフターメンテナンスが行き届き、建主さんとの信頼関係が末代まで続くようにと。

画像は経済バブルのチャート図です。
バブル経済での制御不能を防ぐため、金融引き締めを行うとバブルは弾けます。
中国経済はその時期に来ており、日本はデフレ脱却のための金融緩和政策をとっています。
その時期を読み違えないように。
さて、今日も真冬日でしたが執筆が進みました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする