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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

市場原理と自由化について…函館市~北斗市

2011-02-23 20:55:31 | ファース本部
「平成の開国」と銘打った菅総理の政策指針でしたがTPP問題ですでに関門です。
本来、良いモノは価格と云うハードルを越えて売れて行くのが市場原則なのでしょう。
関税をかけて輸出入を調整する保護貿易は、いつか必ず限界がきます。

TPP問題は、農業関係者がこぞって大反対をしています。それは反対する理由があり、特に米作りにおいての我国は、食管法と云う法律で米生産者の農家を翻弄させてきました。
国は高く買い取ると生産奨励を行い、農地基盤整備で多額の負担金を徴収してきました。

挙句のはてには米を作るなとの減反政策です。
個別所得保障と云う制度で救済を図ろうとしていますが行政からの資金支援は、農業経営者に将来的な展望を見出すに至りません。
良い米を生産し、その米を二次製品に加工して輸出するような仕組みを作りたいものです。

水の豊富な我国は、何処にも負けない美味しい米づくりが可能でその技術も持っています。更には、その米をお菓子、パン、ケーキなどと高級二次製品に創り上げる技術も群を抜いていると云う事です。このような仕組みづくりが必要なのでしょう。

集めた税金で支援するエコポイントや時限立法の補助金政策は一過性でしかありません。
揚水ポンプの誘い水みたいに、吸い上げたら恒常的に利潤を汲み上げる仕組みが必要です。
そこまでの展望を見出せれば、TPPに反対するする人はいなくなるでしょう。

私達の住宅産業に保護政策などは全く成立しません。とにかく住む人、地域、環境に優しい家づくりを遂行する事で家づくりの生業は成立するようです。今日は建材総合商社、ハウジング山地株式会社、課長の佐藤元彦さん(写真・弊社専務と)が来社されました。

ハウジング山地さんは、国産はもとより海外の良い建材を輸入して供給しており、まさに国際的な範囲でビジネスを展開しています。政府が言うまでもなく市場は既に国際化は進捗しているようです。
さて今日は春麗かの道南でしたが、午後から夜まで家庭裁判所で講習や意見交換、懇談会に講じてきました。
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