迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

【奈良市の休職職員】 頻繁に市庁に出入り

2006年10月20日 | 社会
頻繁に市庁に出入り-有力市議と関係も【奈良市の休職職員】
 奈良市環境清美部収集課の男性職員(42)が、5年間にわたり病気休暇・休職を繰り返していた問題で、この職員が頻繁に市の建設部などに出入りしていたほか、解放同盟奈良市支部協議会副議長として、部課長らとのセクション別交渉や担当課との協議など、公式の場にたびたび出席していたことが19日、分かった。市幹部らは「病休中との認識はなかった」と釈明しているが、お粗末な人事管理に批判は免れそうにない。また同職員が、周囲に有力市議との関係をことさら吹聴していたとの情報もあり、こうした行動が行政への“圧力”になっていた可能性を指摘する声も出ている。
 セクション別交渉は運動団体である解放同盟と市の直接交渉の場として、毎年1回、11月下旬ごろ定期的に開催。職員は、解放同盟県連の下部組織である奈良市協の副議長と同市内の支部の支部長を務め、要求、要望活動を展開。また市人権・同和施策課が同市協と毎年3、4回開いている同和対策についての協議にも幹部としてほぼ毎回出席。関係者によると「市に対し、出席者の中でもいわゆる積極的に発言するタイプだった」という。
 こうした場所には当時の人事の管理職も出席していたが、「病休中の職員の名や顔を全員覚えてはおらず、認識はなかった」などと弁明している… (2006.10.20 奈良新聞)
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我が家で購読している読売新聞には続報がありませんでしたが、地元紙ではこんな報道があったようです。
休職中なのに「解放同盟奈良市支部協議会副議長として、部課長らとのセクション別交渉や担当課との協議など、公式の場にたびたび出席していた」のであれば、詐病、詐欺罪が成立するではないのでしょうか。
それにしても役所側の病休中の職員の名や顔を全員覚えてはおらず、認識はなかった」などの弁明も信じられませんね。
、解放同盟のような危険人物には「触らぬ神にたたりなし」と知らないふりをしてきただけでしょう。
給料はどうせ税金だし、そのまま知られなければ問題なしで終わるはずでしたから。
でも今は、ひと昔前のようにがタブーでなくなっているのですよ。

これを見逃していた人事の責任者には相応の責任を取ってもらいましょう。

休暇と休職かわりべんたん、5年間出勤わずか8日

2006年10月19日 | 役所・役人
休暇と休職かわりべんたん、5年間出勤わずか8日も…
 奈良市環境清美部の男性職員(42)が病気を理由に休暇と休職を繰り返し、2001年からの5年9カ月余りで8日しか出勤していなかったことが18日、分かった。市は分限免職の検討を始めた。
 休暇期間は満額の給与が支払われたほか、休職期間も2割の減額分を互助会から補てんを受けるなどしていたという。
 市人事課によると、職員はことし2-8月に計四回、それぞれ別の病名の診断書を提出。病気休暇扱いを受け、給与は満額支給された。
 市の規定では、同一の病気で認められる休暇は90日間。それ以降1年間は休職扱いとなる。
 職員は昨年12月下旬に約2年ぶりに出勤。以後1日も出勤していない。01年以前の勤務状況は記録がないという。
 人事院は今月13日、病気休暇・休職が計3年を超える国家公務員は、医師2人の診断で分限免職にできるとの指針を打ち出している。
 奈良市人事課は「法的な問題はなかったが、国の指針が出ている。事情を聴き、庁内の審査会で方針を決めたい」と話している。ZAKZAK 2006/10/19
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法的に問題がなくてもねー。
常識で考えろよ、バカ役人。

ところで、タイトルにある「かわりべんたん」ですが、夕刊フジのweb版の表記のままです。
ちょっとググって見たところ、関西方面の方言で、「かわりばんこ」の意味のようです。
初めて聞きました。

あさひしんぶんのてんせいじんごはさいていだ

2006年10月18日 | 社会
【天声人語】2006年10月18日(水曜日)付
 ここはどこだろう。まっくらだ。ワタシがだれなのかもわからない。まわりには、ワタシのようなものはいないようだ。これから、どうなるのだろうか。
 てがかりは、とおいかすかなきおくにしかない。いつかどこかで、ふたつのものがあわさってワタシというものがはじまったようなのだ。まだみてはいないが、このそとには、せかいというひろいところがあるらしい。そこには、オトコといういきものとオンナといういきものがいて、それがであってあたらしいいのちができる、ときいたきおくがある。
 ワタシは、ひにひにおおきくなってきた。せまいこのばしょではきゅうくつだ。そろそろ、せかいのほうにうつるころなのだろうか。
 「カッパ」といういきもののせかいでは、そとへのでぐちで、きかれるそうだ。アクタガワリュウノスケさんによると、チチオヤが、ハハオヤのおなかにむかっていう。「おまえは、このせかいへうまれてくるかどうか、よくかんがえたうえでへんじをしろ」。「いやだ」といえば、でなくてもいいらしい。
 あれあれっ、そとへおしだされそうだ。すごいあつりょくだ。だれも、でたいかどうかきいてくれない。きかれても、なんといえばいいのかわからないが、きかれないのもちょっとさびしい。
 ついに、そとへでた。ひかりがまぶしい。あたらしいせかいのはじまりだ。からだに、ちからがわいてくるようなきがした。ワタシをあのくらいところではぐくんでくれたオンナのひとが、ワタシのハハオヤのハハオヤだとは、まだしらなかった。
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私たちは不妊治療をしているので、今日の朝日新聞の天声人語に対する不快さについては言い表せないものがあります。
子宮を摘出せざるをえなかった娘のために代理出産を選択せざるをえなかったこの家族に対して、本当に卑劣なやり方だと思います。

これでますます朝日離れが加速するでしょう。
本当におめでたい限りです。

死ぬ死ぬ詐欺疑惑の続きです

2006年10月17日 | 社会
この募金活動の事務局で広報担当役員のブログ(寿ジャパン)が、死ぬ死ぬ詐欺疑惑に対する掲示板となっています。
そこでとんでもない発言がありました。

Unknown (寿ジャパン) 2006-10-18 00:49:19

Unknown さま    2006-10-09 18:47:40
>批判に答え、募金活動は一旦停止する必要があると
>思う。じゃないと今後の 善良な市民の募金までが
>嫌疑の目で見られてしまうから。
>NHK職員とか収入が高く、公人の要素も強い人は
>収入面の個人情報は自ら公にすべき。
>本当に募金が必要なのはあなた方ではありません。
>もっと生活レベルが苦しい人たちです。

収入等の個人情報の開示については私ども救う会と
してはしないことと致しました。
おっしゃられるように、生活レベルを見れば、募金は
必要ないのかもしれませんが、今回はさくらちゃんの
手術に必要なことと考え、募金を致しております。



貧乏人の僻みですが、裕福な家庭に分類されそうな方が、
「募金は必要ないのかもしれませんが、今回はさくらちゃんの手術に必要なことと考え、募金を致しております」
というのは、ないだろう。

これは本当に善意を踏みにじる行為です。
本来はマスコミが取り上げて、追求すべきテーマです。

新聞などのマスコミ報道では、疑惑を追及している側(2ちゃんねらー、など)が悪者のように書かれていますが、事実はそうではありません。
メディアリテラシーの低い人に対しては、マスコミが伝えない事実を口コミで伝えていく必要があるので、微力ではありますが実践しています。

死ぬ死ぬ詐欺疑惑について

2006年10月16日 | 社会
2ちゃんねらーと 救う会が初の「対話」 (J-CAST)
重い心臓病のため、米国での移植手術を希望している東京都三鷹市の上田さくらちゃん(4)を支援する「さくらちゃんを救う会」に対するネット上の批判が止まらない。「救う会」広報担当者のmixi(ミクシィ)日記にも、説明を求める声が殺到、そのせいもあって2ちゃんねらーと「救う会」幹部との直接面談が行われた。
今回、「救う会」への面談を申し込んだのは、2ちゃんねるの前身である匿名掲示板「あめぞう(98年開設)」時代から掲示板への書き込みを行ってきた、「がんだるふ」さんだ。がんだるふさんは、臓器移植や、それにともなう募金活動の問題点を指摘し続けてきた。今回の「さくらちゃん」の件でも、mixi上で増殖する募金要請の書き込みに対して、「救う会」の活動のあり方に疑問を投げかける書き込みを大量に行う「絨毯爆撃」をしたり、「救う会」の広報担当者のmixi日記に同様のコメントを書き込むなどした。
双方の受け止めに大きな「温度差」
広報担当者の質問に対する返答が遅れ気味だったことに、がんだるふさんが「これではラチがあかない」と、直接の対話を申し込んだ。
「対話」は、2006年10月15日、吉祥寺の2階建てアパートの1室にある「救う会」の事務所で行われた。参加者は、がんだるふさん、「救う会」代表の永田浩三さん、事務局広報担当の筧誠一郎さんの3人。ちゃぶ台を囲んで2時間半に渡って対話が行われ、J-CASTニュース記者も取材させてもらった。
対話の多くの部分が、がんだるふさんによる、「ネット上で何が『救う会』の問題点として指摘、非難されているのか」の説明に費やされた。また、がんだるふさんと「救う会」の間の、ネットに、特に匿名掲示板に対する大きな「温度差」も浮き彫りになった。例えば、がんだるふさんは
「ネットでは様々な意見がでるが、間違った書き込みには『それは違う』という別の書き込みが行われ、『自浄作用』のようなものが働く。多少荒れても、実害はない」
と主張するが、救う会の側は、そうは思っていないようだ。例えば筧さんは、
「『早く死ねばいいじゃん』と書かれたメールが届いた時は、どーんとへこみました。相当心が痛みます。ネット社会に耐性がない人間にとっては、仕事する気がなくなるくらいダメージを受けるものです」
「携帯の番号がネット上にさらされて、電話がくると、怖くて取れません」
などと語る。
また、ネット上で指摘されている事に対する「救う会」の対応が後手後手に回っていることが、騒動が沈静化しない一因といえそうだ。例えば、さくらちゃんの両親がNHKの職員であることや、父親が職場では旧姓を使用していたことが「隠蔽」として批判が加速したことについて、永田さんは
「(さくらちゃんの両親が)NHK職員だということを隠したことはありませんし、地域では戸籍名で通っていたので、会見でも使ったのです。でも、会見では、NHKでは(戸籍名ではなく)旧姓を名乗っています、と言えば良かったです」
と話すが、これに対しても、がんだるふさんは
「この件についての説明がウェブサイトに掲載されるまで、(ネット上で批判の声が上がってから)1週間近くかかりました。このタイムラグが、ネットの社会では非常に痛いんです」
と、救う会のネット社会への不慣れさを指摘する。
剰余金はトリオジャパンに引き渡されることはない
その他の、ネット上で指摘されている「疑惑」についてはどうなのだろうか。
「救う会」に「不測の事態に備えて、剰余金は基金がそのまま管理する」ようにアドバイスしている、国際移植組織「トリオジャパン」に対して、ネット上では「剰余金がトリオジャパンに渡り、不透明な管理がなされるのではないか」という指摘が相次いでいる。特に同団体は、週刊女性(10月24日号)の取材に対し、
「難病の子供を抱えた親を温かい目で見て、お金の面でシビアに追求しないでほしい。受託した資金の使途は患者さんの支援や啓発活動に使っていますが、明細は公開できません。このままの状態で、活動を続けることを望んでいます」
と「不透明な管理」を続ける趣旨の発言を行い、火に油を注ぐ形になっている。このような状況の中、永田さんは
「7月以降トリオに色々なアドバイスをいただいていますが、情報の提供をしていただいている、ということです。こちらから何かを支払ったことは一度もありませんし、今後もありません。これは、お約束します。さくらちゃんのためにいただいているお金ですので、それ以外には使えないお金です」
と、剰余金はトリオジャパンに引き渡されることはないことを言明した。
ただ、ネット上では注目されていた、さくらちゃんの両親の家の資産価値については、「公開したところで、『それを売れよ』という動きが加速するのではないか」として、「対話」の中では明らかにされなかった。
「救う会」への募金は、10月16日集計分で1億1,496万9,110円に達している。 [ 2006年10月16日20時17分 ]
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先月の問題発覚当初からウオッチを続けてきましたが、疑惑の世論は拡大するばかりです。
募金を求めるという行為は、「全財産を処分しても足りない費用を世間の皆さんに寄付してもらう」ことが暗黙のルールであったはずです。
だから、各個人ができる範囲で寄付をする、それは強制するのではなく、自発的に行われるというものだと思っていました。
しかし、このさくらちゃんの両親は二人ともNHKに勤務しており、1千万円以上の世帯収入があります。
そして、ローンを支払い続けているというものの、東京都三鷹市に自宅を持ったままで、売却することもしていません(NHKの共済から退職金を担保に3千万円を借り、それを寄付金の一部に充当していますが)。

募金活動というのは自己資金では到底まかなうことのできない費用を、捻出するために善意にすがるものだと思っていたのですが、そうでないやからもいるようです。

こんな人がいると、今後募金をしてお金を集めなければならない立場の人が、寄付を得られにくくなってしまうのです。
本当に困った人たちです。