まじめな学生には恩恵なし？茶髪・ピアス褒賞見送り

まじめな学生には恩恵なし？茶髪・ピアス褒賞見送り
　学生の茶髪やピアスを禁止する規則を設けた秋田市の学校法人「秋田経済法科大」（小泉健理事長）が、指導に応じた場合の褒賞金（１万円）の実施を見送ることを決めた。
　法人によると、同大と、系列の秋田栄養短大で、茶髪、ピアスの禁止を明記した「学生の頭髪・装身具に関する要綱」が校内に張り出された９月末以降、褒賞金について「髪を染めている学生に恩恵があって、まじめな学生にないのはおかしい」「金で学生を釣るのか」などの批判的な意見が殺到。
　図書カードに替える案も検討したが、「人間教育の一環と位置付けた禁止措置の趣旨が曲解されるのは本意ではない」と褒賞金の実施を断念した。（読売新聞） - 10月14日16時8分更新
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これと同じようなことに企業が禁煙者に対して報奨金を与えるというのがあります。
私はタバコを吸わないので、企業が禁煙者に対して報奨金を与えるという制度は、タバコを吸って周辺に害悪を与えている人の方が得をするというおかしな制度であると感じていました。
今回の茶髪、ピアスの禁止についても、まじめな学生には恩恵が得られないというおかしなことになっています。

タバコも茶髪、ピアスの禁止も、全員を支給対象として、それができない人には支給しないようにすれば、まじめな人が恩恵が得られないという矛盾はなくなるます。

ですが、茶髪、ピアスの禁止を学校が金を出して指導すること自体がおかしなことだと思います。
人の心を金で釣るというやり方は、教育機関として最低の行為なのではないかと。