迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

スーちゃん

2011年04月25日 | 音楽
私たちの世代でアイドルというと、天地真理から始まり、山口百恵、キャンディーズ、ピンクレディー、松田聖子(中森明菜と小泉今日子を含めてもよい)までの、おにゃんこ前までを指します。
でも天地真理の人気は小学生まで、山口百恵は中学の時に引退、そしてキャンディーズも中学の時に解散してしまったのです。

キャンディーズとピンクレディーは似ているようですが、ファンにとって世代間の隔たりがとてもありそうに思います。
キャンディーズファンから見るとピンクレディーは正統なアイドルではなく、色気を使ったよろしくない印象を抱いていたのです。
キャンディーズファンはちょっと大人でピンクレディーファンはまだまだ子供みたいな、子供が持つへんな優越感みたいなものもあったりして。

振り返ってみると、当時はいろいろなアイドルがいて、そこそこのヒット曲を持っていましたね。
週に何本かの歌謡番組があって、一定程度の露出があり、バラエティー番組に顔を出して名前を覚えてもらう、そんなシステムになっていたように思います。今から思えば。

キャンディーズでいえば「全員集合」と「みごろ食べごろ」に出ることよって、ファンはより親近感を持ったのかもしれません。
ちょっと前に(今もなのかもしれませんが)、「ヘキサゴン」の番組の出演者の露出が増えたことがありましたが、これなどはアイドル(候補を含む)がバラエティ番組で意外な一面を見せることがファン拡大につながったように思います。
当時はそんなバラエティ番組がいくつもあったように思うのですが、今のバラエティ番組はお笑い芸人ばかりが幅を利かせているためか、アイドルが知名度をアップさせることの出来る場所が限られているみたいですね。

さてさて我らがキャンディーズのことですが、アイドルでありながら身近なお姉さん的な存在でした。
解散に向けて人気が高くなり、人気の頂点で解散したのです。
キャンディーズの人気はAKBの人気を3人で受け止めていた、とどこかに書いてあったりましたが、多分そんな感じなんだと思います。

グループでありながら、仲が悪いという報道がなかったのもよかったです。
急な訃報に我が夫婦は二人とも「あっ」と声をあげました。
お嫁に行っちゃった近所のお姉さんが急に亡くなっちゃった、そんな心境なのです。
スーちゃん、ちょっと早過ぎだよー。