迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

どこが年金のスペシャリストなんだか(追記あり)

2008年11月19日 | 役所・役人
亡くなられた方のご冥福、被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。

我が国では死者に鞭打つことをしないのは理解していますが、被害者に共通している「年金のスペシャリスト」という表現には到底同意しかねます。
年金制度を崩壊、混乱させ、責任も取らず、天下りし、渡りをしながら退職金を貰っていたことが白日のもとに曝されていても、マスゴミは見てみぬフリをします。とても気の毒な事件ではありますが、心のどこかには起こるべくして起こった事件だと感じてしまいます。
真面目に仕事しないと狙われちゃうよ、お役人さん。

追記
TBSラジオのストリームという番組でこの事件を取り上げました。
が、リスナーの意見の半数以上は私と同じような感想を持っているようです。
マスゴミは社会不安を煽っていますが、ターゲットとなっているのが厚生官僚であるのなら、市井の人が狙われることはないので、不安はありません。
「許し難い犯罪」厚労省緊迫 次官経験者ら「ショック」
 厚生労働省では18日夜、午前中に刺されて死亡しているのが見つかった山口剛彦さんに続き、次官経験者の吉原健二さんの家族が襲われたとのニュースに、「これは一体どうなっているんだ」(幹部)と衝撃が走った。幹部らは事件の一報が伝えられると、相次いで庁舎に戻り、情報収集にあたった。
 担当者は幹部に対し、電話で注意を呼びかける作業に追われた。特に都内で元厚生事務次官宅にいた家族が襲われた事件では、宅配便業者を装っていたことから、類似ケースに気をつけるよう指示した。
 また、歴代の事務次官や社会保険庁長官の経験者、年金局の幹部らに事件の内容を伝えるとともに、身辺の安全確保への注意を呼びかけた。その上で、警察庁に幹部らの住所などのリストを渡し、身辺警戒を要請した。
 厚労省の庁舎では、入り口で身分証明書の確認を徹底。19日朝からは、警備員を増員したうえで出入り口に金属探知機を設置し持ち物検査を実施する。
 舛添厚生労働相は18日夜、さいたま市と東京都中野区で相次いで元厚生事務次官宅が襲われた事件について、「許し難い犯罪だ。情報収集を急ぎ、身辺に注意するよう事務方に指示した。いち早い真相の究明と犯人の検挙を期待する」と語った。
     ◇
 厚生事務次官や社会保険庁長官経験者たちは、元同僚らが襲われた事件に、戸惑っている。
 99~01年に厚生事務次官を務めた宮内庁長官の羽毛田信吾さん(66)は「ショックを受けている。組織として何か狙われているとは思いたくないし、見当もつかない」と語った。さいたま市で殺害された山口さんは厚生省の同期。10日あまり前にも都内で会食したばかりだった。「いつもと変わらない様子で、冗談も言い合っていた。とても悲しい」と言った。
 山口さんが官房長時代、厚生事務次官だった多田宏さん(69)は「山口さんはまじめで、しっかりした男。誠実な人だった。こんな事件が相次ぐなんて、信じられない。経験者なら、だれでも狙われるというのか。なにが狙いなのかわからない」と言った。
 社会保険庁長官も務めた厚労省元幹部は「1週間ぐらい前、吉原さんと後期高齢者医療制度についてたまたま電話で話をした。変わった様子はなかった」と言った。85年、吉原さんは年金局長、山口さんは年金課長。「一般の人は2人の関係を知らないはず。二つの事件は、仕事とは関係ないと思う」と語った。
 元幹部によると、年金問題の不祥事が報道されると、すぐに今の勤め先に抗議のメールが来るという。「ネットには、今回の事件の記事の下に歴代長官一覧が出ていた。まねする人が出ても不思議はない」と不安を口にした。
 90~92年に厚生事務次官を務めた坂本龍彦さん(74)は「全く不可解」と言った。テレビのニュースで事件を知った。「自宅を狙っているようなので十分に気を付けるしかないが、どう自衛すればいいか思いつかない」という。
 元厚労事務次官は「行政官として恨みをかったとしたら本当に気の毒なことだ。理由はわからないけど、年金絡みのテロだとしたら、正常とは思えない許し難い行為だ」と話した。
 別の元次官は「万が一、過去の職歴のことで襲われているとしたら、信じがたいことで、あってはならないことだ」と語り、「家族にも気をつけるようにいっている」と語った。
2008年11月19日3時10分asahi.com