迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

入試は合格…独自の服装チェックで不合格 神奈川県立神田高校

2008年10月30日 | 社会
この話題に接して思い出したことがあります。
私が高校入学のオリエンテーションの時に、ガラの悪いヤツから背中に飛び蹴りをくらったことです。
私の高校は4歳上の従兄弟も通ったのですが、いじめにあって不登校、家出をしたこともあったので、私も同じ目にあうのかと入学式まで憂鬱に過ごしたことを思い出したのです。
結局、彼とは同じクラスにはならず、いじめられることもなかったのですが、彼は入学後もガラの悪さは変わらず、停学になったりしていましたが、卒業したのかどうかまでは覚えていません。
生徒の立場になって考えると、「胸ボタン外し」「茶髪」「ズボン引きずり」などの生徒のいない高校生活を過ごしたいと誰もが思うはずなので、学校が服装や態度なども合否の判断基準に含めたことは非難されることではないと思うのです。
例えば、入社試験でも服装や態度などについて選考条項の記載がなくても、一般常識として相応しい服装、態度をすることは当たり前のことだと思います。そこまでを含めて入学試験、入社試験なのだと思うのです。
入試は合格…独自の服装チェックで不合格 神奈川県立神田高校
 神奈川県教育委員会は28日、平塚市の県立神田高校(生徒数347人、渕野辰雄校長)の入学試験で、合格ラインを上回っていながら、入学願書受け付け時や試験日などの服装や態度などについて「入学後の指導が困難」と判断された受験者が不合格とされていた、と発表した。内部告発で明らかになった。県教委は「不適正だった」としており、県立校全校で過去3年間に同様のケースがなかったかも調査する。
 不合格とされたのは平成17、18、20年度の受験でそれぞれ6人、6人、10人の計22人。県教委の選考基準では、中学校の調査書や学力検査の結果、面接結果を点数化して組み合わせるなどして上位者を選ぶ。しかし、同校は独自に「胸ボタン外し」「髪染め」「つめが長い」「スカートが短い」「ズボン引きずり」などの点を独自にチェック、選考の判断としていた。
 同校では入学願書受け付け時や試験日に職員が受検者の「著しく目立つ点」に気付いた際、番号と中学校名、内容を記録。その際、受験生に告げないよう指示されていた。その上で校長らが不合格にするかどうかを決定していた。
10月28日22時24分配信 産経新聞