迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

<山口高専生殺害>手配少年の実名と写真、週刊新潮が掲載

2006年09月08日 | 社会
<山口高専生殺害>手配少年の実名と写真、週刊新潮が掲載
 山口県周南市の徳山工業高等専門学校で、同校5年の中谷歩さん(20)が殺害された事件で、7日発売の「週刊新潮」(新潮社)に、殺人容疑で指名手配されている同級生の男子学生(19)の実名と顔写真が掲載されることが分かった。未成年の容疑者を保護する少年法に抵触する可能性もあるが、同誌編集部は取材に対し「凶悪犯が逃亡し、指名手配されているのに実名も顔写真も公開されていないのはどう考えてもおかしい」と掲載理由を説明している。
 「徳山高専殺人『19歳容疑者』の隠された『実名と顔写真』」と題する4ページの特集記事の中で、男子学生の実名と顔写真を掲載したほか、逃走に使ったとされる学生の原付きバイクの車種も特定して書いている。
 そのうえで、記事では、山口県警の捜査について「“少年犯”に配慮するあまり、捜査が後手後手に回っている感は否めない」と指摘。「凶悪事件において、犯人の身柄確保以上に優先すべきことがあるはずがない。そのための実名と顔写真の公表は犯人の『自殺・再犯』の抑止にもつながる」と顔写真などを公表した理由を説明している。
 これまで新潮社の雑誌では、神戸の小学生連続殺傷事件で逮捕された少年の顔写真や、94年に3府県で男性4人が殺害された連続リンチ殺人事件で、名古屋高裁で死刑判決を言い渡された男性3被告(事件当時18~19歳)の実名と2人の顔写真などが掲載されている。(毎日新聞) - 9月6日23時15分更新
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犯罪を犯した少年に配慮するのは結構なことだが、物事には優先順位があるはす。
殺人犯が逃亡しているのであるのなら、それを逮捕するのが最大限に優先されるはす。
犯罪少年の人権に配慮するのであるのなら、それは犯罪少年が自首するなりの態度を示した場合であり、そうでないのであれば顔写真、実名を公開して捜査すべき。
少年といっても相手は殺人犯なのだから。

少年の死亡が確認された後、一部のマスコミは少年が死亡したために少年法の更生を図る必要がなくなったからと言い訳しているが、そんなことではこれからも少年の逃亡犯の実名公表は期待できそうにない。

警察もマスコミも市民生活の安全と少年法のどちらを重要視すべきなのか、よーく考えて欲しい。