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迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

吉田拓郎 in つま恋(下)

2006年02月12日 | 音楽
夜の7時頃に開演したように思う。いや、もしかすると、もう少し遅かったのかもしれない。なぜなら、夏の7時はまだまだ明るい時間だから。
オープニングは「誕生日」。一曲一曲が長く、この調子で果たして何曲やれるのだろうと、いきなり思ったことを記憶している。

ライブは拓郎以外のゲストが続々と登場。「かぐや姫」も前回のつま恋に続いて再結成し、楽しませてくれた。
ビートボーイズとしてショッキング吉田拓郎というシングルを出したこともある「アルフィー」は拓郎の物まねをした。
「浜田省吾」も「愛奴」として拓郎のバックでドラムを叩いた。「浜田、うまくなったなー」と冷やかされながら。
他に「山本コウタロー」「新六文銭」「武田鉄矢」「高中正義」。

途中、何度かの休憩を入れながら翌朝7時過ぎまでライブは続いたのでした。
近隣住民から騒音で眠れないという苦情が多数あったと拓郎がMCでいってました。

【Back Musicians】
島村英二、雨水英司、青山徹、徳武弘文、常富善雄、永田一郎、中西康晴、斉藤ノブ、高野正幹、浜田良美、大塚修二、高橋香代子、新倉芳美、浅葉砂緒里、瀬尾一三

【Guest Artist】
【新六文銭】 小室等、柳田ヒロ、後藤次利
【アルフィー】 坂崎幸之助、高見沢俊彦、桜井賢
【愛奴】 浜田省吾、高橋信彦、町支寛二、山崎哲志、青山徹
【猫】 常富善雄、田口清、内山修、石山恵三
【かぐや姫】 南こうせつ、伊勢正三、山田パンダ
【その他】 杉田二郎、武田鉄也、山本コウタロー、かまやつひろし、松任谷正隆、鈴木茂、武部秀明、ジェイク・H・コンセプション、石川鷹彦、高中正義、田中清司、加藤和彦

すごい豪華メンバーですねー。

帰りは睡眠不足でフラフラしながら、各駅停車に揺られて自宅までどうにかたどり着いたのでした。


吉田拓郎 in つま恋(中)

2006年02月09日 | 音楽
昨日の続きです。

日陰を探して汗を流しつつビールなどを飲みながら、間近に迫ってきつつある開演時間を待っていた時のことです。
近くにいた4~5歳くらい年上の方と雑談をしていました。
「昨日の夜行に乗って静岡で夜明かし、始発で会場に着いたけど、席はあの照明のやぐらの後ろなんですよ」という話をしたのだと思う。
すると、その方は「前の方に席を取ってあるから遊びに来てもいいよ」といってくれたのです。
ありがたいと思い一緒にいってみると、その場所はステージ前のかぶりつきでした。
6畳くらい、もしかするともっと広かったかもしれません。ブルーシートに案内され、「ここで観ていいよ」といわれたのです。
その方の同行者は既にスタンバっていましたが、それでもまだ余裕があるほどで、「一緒に来ている友達も呼んでいいですか?」と聞いてみると、OKがもらえました。

それからは本当に夢のようなライブでした。
ライブの様子は(下)にて。

なお、そのライブは映像化されており、思い出したようにバーボンを舐めながらそれを観るのは楽しいひと時です。
そこに私はTシャツだけ映っていますが、私を特上の席に案内をしたくれたその方はしっかりと映像に映っており、それを観るたびに感謝をするのでした。

それにしても、その最前列では8ミリビデオ(多分、時代的にそうだと思う)がしっかりとライブの様子を撮っていた人がいました。長野あたりの人と聞きましたが、大胆なことをするものです。
でも、そのビデオも観てみたいなー。

吉田拓郎 in つま恋(上)

2006年02月08日 | 音楽
今日買った週刊文春に「吉田拓郎&かぐや姫 コンサート in つま恋2006」(2006年9月23日(祝)15,000円)という広告が載っていた。

私にとって「つま恋」といえば、今から20年ほど前、拓郎が生涯最後のライブをやる
といって行われたのが「つま恋」だったのだ。
ちなみに拓郎は今年もライブツアーを続けているはず。

前夜、東京駅発の大垣行き各駅停車に揺られて静岡まで行き、翌朝始発で掛川まで。
掛川駅前から臨時バスに乗って会場の「つま恋」まで。
会場着は8時頃だったかなー。
なにしろ熱くて熱くて、開演までにどれだけ水分を補給したかわからないほど。

始発電車で駆けつけたものの、確保できた席はステージからはるか彼方。
まあ、雰囲気を楽しもうと思っていたのだが、ひょんなことから最高の場所でこのライブを堪能できることになるのだ。

以下、続く。

読売新聞を購読している理由

2005年12月24日 | 音楽
[評]浜田省吾公演 包容力ある歌唱、信頼感漂う
4年ぶりのオリジナルアルバム「My First Love」を夏に発表して健在なところを示したロック歌手が、こちらも4年ぶりとなる全国ツアーを行った。その最終公演を聴いた。
「光と影の季節」など新作の収録曲を軸に、「MONEY」「さよならゲーム」など代表曲を並べた。休憩を挟んで4時間に及ぶ長丁場だったが、だれた場面は全くない。アンコールではアリーナ中央に設けた小舞台で演奏。さらに、もともとドラマーとして音楽界に一歩を踏み出したこの人がドラムをたたくなど、見せ場が続いた。
52歳と思えない声で曲を歌い上げると、どこにでもありそうな人間ドラマがリアルに立ち上がり、聴衆の自然な感情移入を誘う。驚くのは歌唱の包容力。友だちだったら、つい相談を持ちかけてしまいそうな信頼感が漂う。男性ファンが目立つのもこのためか。
かつては、日本人に生まれながら米国文化のロックにひかれたことに悩み、それが曲にも反映した。しかし、今は、そんな矛盾を含めて自らを肯定する境地に至った。「初恋」を歌う時の晴れやかな笑顔が、今もよみがえる。
この人に限らず、今年は50歳代の音楽家の活躍が目立った。松任谷由実、中島みゆきはライブで存在感を示し、小田和正と山下達郎は優れた新作を発表。やりたいことが明確になり、やりたいことをやるのに気恥ずかしさもなくなる。しかも、いや応なく先が見えるため力も入る。活躍の背景には、そのようなことがあるのだろうか。鳴りやまない拍手の中でそう感じた。(大野宏)
――11日、さいたまスーパーアリーナ。(2005年12月22日 読売新聞)
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新聞としての論調は産経新聞に賛同しているのですが、新聞を購読するとなるとそれだけでは決められません。
我が家の場合、産経新聞はチラシが少ないので困るという妻の主張や、紙面全体のボリュームが読売の方が充実しているなどの理由から、20年来読売を愛読しています。
上記のコンサート評も読売が優れている理由のひとつ。
行くことのできなかったライブの様子が伝わってくる内容です。
大野宏、西田浩という二人の記者の署名記事ですが、仕事でいろいろなライブを観ることができてうらやましいなーと思うよりも、お二方共に様々なアーティストに精通し、適確なライブレポートを書いていることを本当にすごいと思います。

「君と歩いた道」 浜田省吾

2005年12月17日 | 音楽
もし15才のあの夏に戻って
そこからもう一度やり直せたら
どんな人生を送るだろう?

今よりも若く強い体
学んだ知恵 活かして
曲がりくねった道を行こうと 迷わない

過ちや躓きを繰り返すことなく
夢の階段 真っ直ぐに駆け上がってゆく

若過ぎて思いやりもなく傷つけ 別れた人達
また出逢えたら 心の絆 失わない

だけど もしも君とどこかですれ違って
出逢うこともなくて愛されないのなら悲劇さ

もし15才のあの夏に戻って
そこからもう一度やり直せても
この人生を選ぶだろう

君と歩いた道をもう一度歩くだろう


50才を過ぎた浜田省吾の書いた詩です。

『もし15才のあの夏に戻って
そこからもう一度やり直せても
この人生を選ぶだろう
君と歩いた道をもう一度歩くだろう』

こう思える人生を過ごすことのできるように努力したいものです。