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迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

右も左も懐メロだらけの“音楽界の惨状”

2009年05月19日 | 音楽
ボクも「懐メロ」を懐かしんでいる世代のひとりです。
なぜ「懐メロ」を懐かしむのか?
それは現在(いま)の歌に心を惹かれないからなのです。
多分、ボクが歳をとったということなのだと思うけど、知らずに覚えているというか、記憶に残る歌詞やフレーズが少ないのです。
ちなみに最近心に残った歌は樋口了一の「手紙」です。今年の紅白にも出ると思っています。

で、昔は毎週、「ザ・ベストテン」を見て、当時の歌ならほとんどを歌うことが出来るのです。
同い年の妻と昔の音楽の話をしても、住んでいる場所は違っているのに、ベストテンの同じシーンを見ていて、覚えている。
なのに、現在はどの歌が売れているのかもわからない。
つまらない、問題も一巡しちゃったようなクイズ番組を減らして、音楽のベストテン番組を作ってもいいんじゃないのかな。
この曲が流行ったのは中学○年の時、とか、今の若者はそんな思い出作りができるのかなと、つまらぬ心配までしちゃいます。

ついでに付け加えておくと、ボクたちが一番いい時代に生まれたんじゃないのかなって感じています。
便利さでいえば、今の方が間違いなく、はるかに便利です。
トイレなんて水洗じゃないと使えないくらいになっちゃってます。
でもそれは、昔のぼっとん便所を経験しているから、貧しかった暮らしや世の中がどんどん便利になっていくことを実感できるのです。
携帯電話のない時代に女の子の家に電話をする時の苦労、彼女の親とちゃんと話ができるように電話のマナーを身に着けるとか、懐かしいなぁ。
右も左も懐メロだらけの“音楽界の惨状” (ゲンダイネット)

 CD不況の中で、音楽業界が“金のなる木”と考えているのは、最近、テレビでもしょっちゅう大特集を組む70~80年代の「懐メロ」である。徳永英明が往年の人気歌手のカバーアルバムを発売してヒットしたのをキッカケに、懐メロブームが浸透しつつあるが、今はまさにピーク状態になっている。
 たとえば、今年4月にソニー・ミュージックなど大手レコード会社5社が共同で「ザ・ベストテン」の名を冠したコンピアルバムを発売した。年代別に4枚、テーマ別に2枚で合計109曲を収録。売れ行きは好調で、これまでにトータル10万枚を超え、最終的に30万枚が目標だという。
 CDだけではない。
「今年3月に大阪で行われたディナーショーで浅香唯、元H2Oの中沢堅司ら80年代に活躍した歌手6人が出演し、それぞれの持ち歌を披露しました。1枚1万5000円もするチケットはアッという間に完売。今月も桑名正博や石井明美、麻丘めぐみらが出演するディナーショーが都内で3公演ありますが、こちらのチケットも1枚2万5000円以上と結構な値段なのに売れ行きは好調です」(芸能関係者)

●「情けない」の一言
 テレビも「SMAP×SMAP」「サカスさん」「おもいッきりDON!」が盛んに懐メロを取り上げている。
 しかし、こうした流れを危惧(きぐ)する向きもある。芸能リポーターの梨元勝氏がこう言う。
「懐メロを聴きたいというファンはたしかに一定数います。ただ、どこもかしこもというのは知恵が足りないし、情けないの一言。レコード会社がリスクを敬遠して新人の発掘を怠れば、スター不在の芸能界で人気歌手がますます枯渇する。テレビもブームに便乗してばかりではなく、マジメに番組を作るべきです」
 かつて往年の名曲を聴いて青春時代を送ったファンがいなくなれば、誰も「懐かしい」と思わなくなる。その時点で日本の歌謡界は終わりを迎える。
(日刊ゲンダイ2009年5月12日掲載)

「手紙~親愛なる子供たちへ~」

2009年03月13日 | 音楽
「手紙~親愛なる子供たちへ~」
年老いた私がある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい
あなたと話す時 同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい
あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた
悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように
見える私の心へと 励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡(ぬ)らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の
準備をしている私に 祝福の祈りを捧(ささ)げて欲しい
いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない
足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったなら
あなたがか弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私にどうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど
私を理解して 支えてくれる心だけを持っていて欲しい
きっとそれだけでそれだけで私には勇気がわいてくるのです

あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい
あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい
私の子供たちへ 愛する子供たちへ

歌:樋口了一

竹内まりや/Expressions(エクスプレッションズ)

2008年10月04日 | 音楽
最近は本やCDを買わなくなりました。
生活に余裕がないという理由もありますが、それよりもどうしても欲しいという欲求が湧かないからなのかもしれません。

竹内まりやのExpressions(エクスプレッションズ)は久しぶりに欲しいと感じたアルバムでした。
実際に聴いてみると、コンプリート・ベスト・アルバムということもあり、楽曲を聴いていくなかで想い出されるシーンがいくつもありました。
それは若かりし頃のことのストーリーでありますが、全てのストーリーを覚えているものではなく、断片的に想い出されるものばかりでした。

楽曲を聴きながらブックレットに書かれている竹内まりやの楽曲にまつわるエピソードを読み進めていくと、かつてはアルバムを買って楽曲を聴きながらブックレットを読み進めていくという、忘れていた楽しみを想い出させてくれたのでした。

身近なライブ

2008年05月18日 | 音楽
出掛けた先でバンドの音が聞こえてくるので、ちょこっと歩いて見に行ってみました。
アマチュアバンドがライブをやっていました。
屋外で風に吹かれながらライブを見るのもいいですねー。
ビールなんか飲みながらだと、もっと楽しかったかも。
でも、ちょっと下手すぎて見ていられなくなっちゃったバンドもいたり、「よかったよ」と思わず声を掛けちゃったバンドがいたりと、なかなか楽しかったなー。

写真はゲストの方で、プロ級なんだそうです。
実際、音を出しながらのモニターチェックや演奏を見ていると、さもありなんでした。
というか、バンドの熱演と後方の中学生自転車隊のアンバランスさが楽しくて、この写真を選んじゃいました。
それから、ギターの方の長靴っぽいやつも気になっちゃったりして・・・・、バンドは楽しい。

浜田省吾 森のホール21

2006年09月15日 | 音楽
9月15日から始まったON THE ROAD 2006-2007”My First Love is Rock'n'Roll”松戸市文化会館・森のホール21のライブに行ってきました。
なかなかおしゃれな会場で、キャパは2,000人弱だったようです。
ツアー初日の緊張感をアーティスト、オーディエンスのそれぞれが感じながらのライブでした。

セットリストは
<1部>
01 A PLACE IN THE SUN
02 光と影の季節
03 HELLO ROCK & ROLL CITY
04 この夜に乾杯
05 旅立ちの朝
06 二人の絆
07 誰かどこかで
08 君に会うまでは
09 散歩道
10 路地裏の少年
11 生まれたところを遠く離れて
<2部>
12 初恋
13 勝利への道
14 土曜の夜と日曜の朝
15 Thank you
16 I am a father 
17 J.BOY
18 家路

アンコール
01 ラストショー
02 MONEY

03 君と歩いた道
04 日はまた昇る

05 ラストダンス
でした。

昨年末のアリーナツアーの最終日、埼玉では大きなハコを意識したステージでしたが、今回のツアーはホールという大きさにあわせた感じ。
30年を偲ぶセットのシーン(「路地裏の少年」)は、省吾の照れや懐かしさ、郷愁などと、それに続く「生まれたところを遠く離れて」を聴いて、自分の諸々の感情が複雑に絡み合い、楽しくもあり悲しくもあり懐かしくもある、切ない気持ちになったのでした。