今年も新語・流行語大賞が発表された。
流行にはほとんど関心のない私ではあるが
ことが「言葉」となるとやはり無関心ではいられない。
今年の大賞はさわやかな女性たちだった。
あれは今年のことだったのか・・・
と思い出しつつカーリング娘たちの笑顔が浮かんだ。
独特のイントネーションは「北海道弁」とでも言うのだろうか。
ついついマネをして「そだね～」と口にする。
相手が何を言っても「そだね～」と済ますことができる。
非常に簡潔で便利な言葉である。
同時に互いに思わず笑ってしまう和やかさがある。
世相を反映すると言うより
何かとギスギスしがちなコミュニケーション不足の昨今
思わずホッとする言葉ではなかろうか。
ノミネートされた数々の流行語ノミネートされた中
秀逸だと思ったのがチコちゃんだった。
番組は一、二度、見ただけなのだが実にインパクトがある。
他愛のないクイズ番組だと思って見ていると
突然、チコちゃんが怒り出す。
顔を真っ赤にしてまさに憤怒の形相である。
ボーっと生きてんじゃねーよ！
そう怒鳴ってみたい連中が世の中には山ほどいる。
私もバカなＡＤを怒鳴りつけたことが何度あったことか！
無思考の時代とは言うけれど
何も考えずボーッと生きている人間がなんと多いことか。
そういう連中を一喝する言葉である。
言うとスッキリする。
「そだねー「はほのぼの系だが
これは「怒り」系で世の中を叱り飛ばすインパクトがある。
つねに「上から目線」のチコちゃんのキャラもいい。
と言いつつ・・・
最近は自分がそう言われることも多くて
気をつけなければと反省する。