まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

ちぎり絵展

2018年06月17日 | 日記

モスでモーニングコーヒー。
最近はすっかり出勤前の日課になってしまいました。
喫煙室の片隅で「ちぎり絵」が開催中。
と言っても色紙を並べただけの質素なものですが。

これは季節ものの紫陽花でしょうか。
奥には茄子もありますねえ。
一見、絵のように見えますがこれが貼り絵なんですねえ。
手でちぎった色とりどりの紙を
こうやって台紙に貼りつけて作品に仕上げています。
何枚もの紙片が重なり合って
独特の凹凸と言うか滲んだような味わいがあって素敵です。

赤かぶらのようなものは何でしょうか。
ははあ、これは西洋野菜のラディッシュかも知れません。
右には重厚感たっぷりの向日葵もあります。
まさに夏の花や野菜が大集合です。

貼ってある紙は和紙のようです。
紙のちぎれた部分に独特の質感があっていいですねえ。
コーヒーを飲みながらの朝のひととき。
ぼんやり作品を眺めているとあの大作を思い出しました。

ちぎり絵と言えばやっぱりコレですよねえ。
裸の大将こと「山下清」画伯が描いた長岡の大花火です。
日本橋三越の個展に出かけたのは何年前だったか。
最初はこれがちぎりえの作品とはとても思えず
感動のあまり思わず図録まで買い込んでしまいました。
これだけスケールの大きい
しかも夏を感じさせる「ちきり絵」はめったにありません。
さすが天才・山下清と大いに感心したものです。
こんな大作はとても無理ですが
オレもちぎり絵をやってみようかなあ・・・
なんて思ってしまいました。