太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

2010.3.4-3.7

2010-03-08 | 研究室
 3/4。夕方から東海Shoulder and Elbow meetingに参加しました。整形外科医師が中心のカンファレンスで、とても勉強になる反面、手術に関する用語も多く出るため分からない言葉も良く耳にします。 内容も大変興味があり参加するのですが、東海地区で肩肘で活躍されてみえる整形外科医の方たちとお会いし、雑談する事も一つの楽しみとなっています。名古屋大学は膝肩スポーツ班があり、このmeetingに参加される先生は膝も専門にしてみえる先生も多くみえます。そこで、お誘いを受けたのですが、膝肩スポーツ班で4月に泊まりの勉強会(?)を計画をしてみえそこでACLの話をして欲しいと頼まれました。アメリカ留学時代には、ACLの予防に関する研究をしていましたので、その話はできるかなと雑談の中で話をしました。ただ、今後共同研究や自分の担当する院生ができた時に、院生が臨床研究もしながら臨床のスキルを高めるネットワーク作りにもとても良い機会になるかもしれないと考えています。私の印象ですが、肩を専門にされている先生は、非常にリハビリテーションへの関心が高く協力をしていただける先生が多いと感じています。実際に、肩の疾患は90から95%はリハビリテーションの領域と言われています。そのため、私も好きな分野です。

 3/4は、自宅の豊橋に戻らず名古屋に泊まりました。3990円で泊まったためお風呂は体操座りでやっと入れる程度の大変コンパクトな所でした。

 3/5(金)。朝7時くらいの電車に乗り中部国際空港へ、そして北大に向かいました。15時よりスマートスーツ研究会 http://la-classy.net/ )で講演をさせて頂きました。北海道大学情報科学研究科の田中孝之先生にお声をかけていただきました。田中先生が1年前に名古屋で御講演をされた時に名刺交換をさせて頂き、少し私のやっている研究の話をしたことがきっかけでした。また、同じく講演された豊橋科学技術大学の三好先生も現在、東三河で連携を取っている先生で大変奇遇でした。もう一人の講演者でした横井浩史先生(電気通信大学・知能機械工学科)は、東大の教授も兼務され、また岡崎の生理学研究所と他にスイスとベルギーにポストがあり、大変著明な先生でした。しかし、大変気さくな先生で、研究以外の多くの雑談もさせて頂きました。中枢疾患に対するエンジニアリングを使ったリハビリテーションにすっかり興味を持ってしまいました。こちらも奇遇で名古屋の我々の大幸キャンパスのある辺りが出身とお聞きしました。また、岡崎にもみえているため、講演をした3人は愛知県ゆかりの人でした。

 夜は、皆さんと食事をして2次会では田中先生と三好先生と3人でジンギスカンを食べ楽しい時間を過ごしました。田中先生のお人柄がまた大変良く、研究内容はもちろん、人は最後は人に惹かれるものだと感じました。

 翌日の3/6(土)は、午前中は少しゆっくりして、名古屋大学に追いコン参加のためも戻りました。本当は、このブログもその午前中に札幌のホテルで赤レンガを見ながら書く予定でしたが、ホテルのケーブルの問題と思いますが繋がらず残念でした。追いオンは先日のブログの通り楽しい時間を過ごしました。

 3/7(日)は、名古屋で愛知県理学療法学会があり、座長で参加しました。予想通り多くの参加者がみえ受け付けもいっぱいとなっていました。私の担当するセクションは5名の演者がみえ、その内3名が初めての発表ということでした。なるべく、演者の方が緊張しないようにと言う点と少しでも演者もそうですが発表を聞いている皆さんにも研究発表をまとめ上で必要な点を少しでも述べられればという気持ちで行いました。5名の中に、名古屋工業大学の田中教授によるリハビリ工学連携に関する演題がありました。私が北海道でも感じたことですが、工学や産業の現場は我々、理学療法士や作業療法士の情報を非常に欲しがっています。逆に我々はそのような分野を通して社会に貢献していくチャンスもたくさんあるということです。名工大の田中先生の院生さんとは、こちらも奇遇ですが名大リハ部を通じで私とも面識がありました。田中先生もいつでも見学をと言うことでしたので、また近いうちに見学に行こうと考えています。

 座長の仕事のあとは、学術大会部の会議に出席し、またこの学会で会って研究の話をする予定になっていた先生と打ち合わせを会場で済ませました。これで、忙しいかった今週末のスケジュールも無事終了です。

 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿