太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

2011.4.18-23 

2011-04-23 | 研究室
 新年度になり3週間。新人として卒業生も少しは、職場になれてきたことと思う。また、患者さんからは先生と呼ばれ、戸惑っていること思う。まだ何もできないのにそう呼ばれることに戸惑いと少しのうれしさもあることだろう。

 18日。17時からゼミ。我々のゼミに自分の勉強として参加しているNさん(現バスケットのBJリーグのヘッドトレーナーでアメリカのトレーナーの資格NATAも取得している)に、私との研究で考えている研究テーマを英語でプレゼンしてもらった。学生にも英語で質問を促し、大変刺激になった。North Carolinaで開発されたLESS(ACL損傷予防のための着地動作のエラースコアー)の利用と改変を検討している。さて、その後は2次元動作解析ソフトであるToMoCo-Liteの使用に関する練習を行った。このソフトは、東総システムの製品である。多くの2D解析のソフトは発売されているが、普通は完成品をこちらが使用するだけであるが、こちらはカスタマイズをしてもらえるため、汎用性があり重宝している。

 19日。その東総システムのKさんに大学に来て頂いた。当大学の林先生の研究で病院に貸し出してデータを取るシステム作りのためである。床反力計の使用と先ほどの2D解析を同期させる。この組み合わせは臨床で使い勝手がよさそうである。

 20日。大学院FDとその後に保健学科の歓迎会があった。さてFDでは保健学科の現状と目指していく方向を執行部からプレゼンがあった。いろいろな目標設定が個人としても設定された。今後ますます外部資金の獲得と業績と国際化が重要となる。その後の歓迎会で、数名の他専攻の教授と私で研究の話をした。fMRIの有効利用に関する話し合いとなった。大変興味深い。

 21日。豊橋市民病院で臨床を行ったが、通常より多くの患者さんを一緒に診て欲しいとスタッフに言われ大変忙しい1日となった。最近は、整形外科のF先生も私のいる時間に良く顔を出して頂け、画像診断も踏まえ一緒に患者さんを診ることが増えた。私としても大変勉強になる。

 22日。AMはトライデントでViconを使用させて頂いた。数週間ぶりに使用した学生は使用方法をすっかり忘れているようであった。来週から実習なのでその後からでしょう。午後には、大学に戻った。近隣の病院で本学OBの先生が今後臨床の研究をするに辺り、我々の卒業研究と協力して行うため、その解析の練習にみえた。私の方もやっと昨年rejectされた論文の再修正が終わり、現在英語の校正(業者にて)が戻ってきた。GWの前には投稿したい。

 さて、来週はいよいよ4年生の臨床実習が始まる。不安もあると思うが、少しでも早く慣れて、リラックスして有意義な時間をすごして欲しい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿