太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

2010JOSKAS2

2010-07-04 | 研究室
 JOSKAS初日午後。

 発表も終わり、すっきりした気持ちでランチョンセミナーに参加しました。昨日の機内で隣同士になり話をした先生が股関節のimpingmentの話題を出され、まさにそれに関するセミナーがありました。股関節の関節鏡は現在のトピックスのようで、スポーツ傷害の一つとして股関節に起こるこの障害をfemoro-acetabular impingement(大腿骨と寛骨の挟まり)と言うようです。早速、今年度のスポーツ理学療法に加えます。

 本学会はアジア太平洋整形外科スポーツ医学会(APOSSM)も並行して行われており、英語のシンポジウムなどを聴講しました。英語でopの話はなかなか難しいものでした。

午後から肩の腱板広範囲断裂のパネルディスカッションがありました。留学時代の知り合いであり、現在大阪医科大学で大変活躍してみえるM先生の新しい手術方法が大変注目されていました。ディスカッション終了後も、質問の方が順番に並ばれるような感じでした。すべての質問が終わるまで待っていて、久しぶりに話ができました。大変活躍されているにもかかわらず、謙虚でアメリカで会っていた時と同じでした。現在も1年に1回アメリカに行って研究をされてみえ、来年は私もと思い話をしました。短い時間しか話ができませんでしたが、モチベーションが高まりました。

 学会終了後は、懇親会がありそこで名大、特にM病院の先生と一緒に食事をしました。そちらの病院のK先生は、膝蓋骨の内側靭帯(MPFL)の再建をされている先生で、私の膝蓋骨可動性装置、別名パテラ君の話をしたところ大変興味を持って頂きました。名古屋に戻ってからまた研究の話が進みそうです。

 その後、同じメンバーとまた新しくゆかりのある先生方が集まり、三線の生演奏を聞きながら食事をしました。あまり自分で言うのも言いにくかったですが、お世話になっているM病院のT先生(院長)に、学会賞を受賞し明日表彰を受けることをお伝えすると大変驚いてみえました。





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