令和6年11月7日(木)
先週末、富士市の中央公園を会場に、「富士市産業まつり商工フェア」が開催されました。また、地元企業の従業員およびその家族と地域住民へのサービスを兼ねたお祭りが開催されました。
6年ぶりに雨天での開催となりましたが、主催者が喜ぶほどの来場者があり、私も会場内に訪れた多くの方々との会話と、両手一杯の買い物で楽しませていただきました。

「富士市産業まつり商工フェア」は、今年で37回目を迎え、富士商工会議所が主催しています。地域経済の活性化を目的に、商工団体が日ごろお世話になっている市民の皆様への感謝を込めて市民サービスを提供する場として開催されています。
参加する度に感じることですが、市内には普段知らないオシャレなお店があり、その出店が増えています。スイーツ類はその中でも多いように感じます。また、その食材として地元産の農産物がうまく取り入れられ、最近注目を浴びている「ほうじ茶」など、お茶を使った食品が目立つようになりました。
新しい挑戦を試みるのは若い人たちで、商店街の衰退が課題となる中、郊外での営業を展開している方も少なくないようです。中心市街地での展開が期待される一方で、出店のコストなどを考えると、必ずしも人通りが多い街の中心部での営業ができるとは限りません。
郊外でも、極端なことを言えば住宅街でも、SNSなどにより店の評判が広がり、自家用車普及率の高い地域でもあることから、広い地域からお客様が訪れているようです。
私の楽しみの一つは、このような新しい挑戦をしている方々と、会話ができることです。このイベントの開催で、市内各地から新しい挑戦を試みるお店が出店するのですから、一度にその方々と会えることは大きなメリットです。
その他のブースでは、富士市と関わりのある岩手県雫石の出店や、県冨士特別支援学校、陸上自衛隊など、幅広い分野から参加しており、とても短時間では回りきれませんでした。
私は、雫石ブースや農業関係者のブースで野菜類を買い込み、最近野菜が高くてとぼやく家族には、よい土産となりました。また、次に訪れた企業主催のお祭りでも、破格値で販売された野菜コーナーには、30分近く待つ行列ができるなど、雨の中にもかかわらず、家庭での物価高騰対策に講じる皆さんの姿が微笑ましくも感じました。
一方で、雨の中、段ボール箱一杯の野菜を運ぶために、傘も差さず歩いている人たちのあまりにも多い姿に驚くばかりでした。
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