鳩山首相が、政治資金問題でずいぶんと苦しんでいるように見えます。
これについて、「ブーメラン効果」等という言葉を使う人もいます。野党時代、当時の与党の方々に対して、ずいぶんと責め立てていた鳩山さんの言葉が、そっくりそのまま、ご本人に返ってきてしまったことを表現しているそうです。
ただ、これは鳩山さんに限らず、あらゆる人にも言えることでしょう。
人間はとかく感情的になったり、目先の利益に惑わされた発言をしてしまったりしますが、本来、何か言葉を発するときには、将来、自分が言われても構わないと思える言葉を選ばなければなりません。
-お手並み拝見いたします-
基本的に私は、私とは違うやり方に対して、全てこれで返すようにしています。相手が間違っていれば、それはいずれ、結果として明確に出るでしょうし、また一方で、将来的に私が言われる分には一向に構いません。むしろ私は、他人から「お手並み拝見します」と言われるのは、本望であると考えています。
言葉を発するときには、冷静に自分を見つめなおし、あらゆる可能性を考慮した上で、「将来、自分が言われたらどうなのか」を、よくシミュレーションしてからにすると良いのではないかと思うのです。
きっと鳩山さんは、それを教えてくれているのでしょう。
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