常識について思うこと

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遊びの発明家たち

2010年03月24日 | 日常

うちの子ども二人が向き合って、パンパンと手を叩いて、その後に各々が「はーめ」とか「封印」とか言いながら、それをジェスチュアで表現して繰り返す遊びをしています。

「はーめ」という時のジェスチュアは、両手の人差し指から小指までを電車の連結器のようにはめ合わせるものだったり、「封印」は左の手のひらに右手をこぶしにして載せるものだったり、ひとつの言葉にひとつのジェスチュアが決まっています。見ていると、「はーめ」や「封印」の他に、「跳ね返し」、「バリア」、「ブラックホール」、「お葬式」等々、多彩な技があるらしく、とても難しそうに見えます。

さらに、これは一回で勝負が決まるわけではなく、パンパンと手を叩いた後、自分が「はーめ」と言っているのと同時に、相手が何を言っているのかを聞きながら、さらにそのままパンパンと手を叩いて、次のジェスチュアに移らなければいけないので、結構大変そうです。見ている限り、カードゲームのようなルールみたいですが、とにかくよく分かりません。

-それって何ていう遊び?-

ちょっと気になって聞いてみたところ、名前はないとのことでした。娘曰く、この遊びは娘のクラスメイトが考え出したものらしく、そこから小学校全体に広まったということらしいのです。そういうわけで、特段、遊びの名前が決まっているわけではなく、技やジェスチュアも、ちょくちょく新しいものが開発されている様子でした。

見ている限り、それなりに完成度が高い遊びにも見えたので、小さな一クラスで始まったというこの話がにわかには信じ難く、もしどこかで同じ遊びがあるのなら、是非、教えていただきたいと思ったりしています。

ただいずれにせよ、この遊び、どこかの子どもが編み出したであろうことは間違いなさそうなので、そういう意味で、子どもというのはつくづく遊びの発明家だと感心させられたのでした。

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