常識について思うこと

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笑いすぎてごペンなさい

2009年12月26日 | 政治

ペンギンの問題」、いつも楽しく見ています。くだらないと言えば、くだらないのですが、主人公・ベッカムの人を小バカにしたようなところが、可笑しくてたまらないのです。

一方で、最近の民主党による政権運営が、可笑しくてたまりません。総理大臣を含めて、政府関係者の方々は、彼らなりに一所懸命やられているのでしょうし、努力されているのでしょうから、安易に笑うようなことがあってはいけないと思います。

しかし、あまりにも酷すぎるというのも事実でしょう。最高責任者の政治資金の問題、財源不足と国債発行の問題、脱官僚を目指した人事の問題・・・。まだ、新内閣発足から100日余りしか経っていないにも関わらず、公約されていた事柄について、これだけ見事にボロボロと問題が出てきてしまうというのは、決定的に何かがズレていると言わざるを得ないと思います。

元はと言えば、何もかも公約に掲げてしまったが故の問題です。こうした公約を掲げたことによって、政権を取ったのであれば、当然、それらの事項について、堂々と説明できるような結果、あるいはそれに向けての歩みを進めていかなければなりません。しかし、これまでの成り行きを見る限り、それらを示せていないどころか、逆に裏切っているのではないかという疑念を抱かせるような問題が、短期間に噴出しているわけです。約束をしておいて、それをこれだけ見事に破ってくれると、約束した相手、即ち国民をバカにしているという謗りを免れないということにもなりかねません。この点、公約を掲げてしまっている以上、細心の注意が必要です。

繰り返しですが、私としては、現政権に関係している方々が、それなりに一所懸命やられていると思うので、とにかく頑張っていただきたいというエールを送りたいと思います。しかし一方で、私は私なりに、国や世界のために努力しているつもりですし、その範囲外において起こっている政治の問題については、もはや私の力ではどうすることもできないというのは事実です。これを前向きに捉えようとすると、もう笑うことくらいしかできませんし、問題に対する向き合い方として、こうした向き合い方も許されるのではないかと思っています。

昨日、政治問題(国債発行額)について、大笑いしたことをTwitterに書いたら、ある方に「笑えません」と言われてしまいました。たしかに、そういうご指摘は、もっともだと思います。ただ、私としては、現時点における自らの実行能力や責任範囲をわきまえた上で、 「もはや笑うしかない」という思いで、笑い飛ばさせていただきました。それはある意味、私自身の精神衛生を保つための問題解消法程度に考えていただけると幸いです。

ところで、こうした問題があまりに深刻化して、「国民をバカにしている」という風潮が、いよいよ高まってしまったとき、私の笑い方は少し変わってきてしまうかもしれません。

-ベッカムみたいに、人を小バカにしているあたりが最高に可笑しい-

現在、政権運営に携わっている方々におかれましては、私ごときにこんなことを言われぬよう、課せられた責務に対して真摯に向き合われ、国民の皆様から信頼していただける言動をなさることを切に願うばかりです。

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