バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

胃がん分化型 陥凹性発見(4、完結)

2008年10月20日 | 胃X線撮影


残りの追加撮影をUPしました。
分化型の早期胃がん、陥凹型の特徴は周囲に反応性隆起を伴うことが多い!!
これが透視観察上で、大きな発見の糸口になると思います。
バリウムで粘膜面を洗い流す際、バリウムの流れを見ると、でっぱっているところはバリウムがはじきます。へこんでいるところは、余分にバリウムが溜まるわけですが、はじき像のほうが確認しやすいのではないかと思います。
今回のような境界が不明瞭な早期胃がんの場合であっても、周囲の透亮像を見ていくことがポイントではないでしょうか。私は振り分け時、一瞬のバリウムのはじきで気づきました。

みなさんは普段、高齢者に多いとされる分化型の0-Ⅱcをどのように捕まえていますか?検査中、どの要素で最初に気付きますか?
周囲の透亮像でしょうか?それとも二重造影を生かして胃粘膜パターンですか??もしくは淡いバリウム斑ですか??


たけさん、見てるかなぁ
もしよかったらコメントください