ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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諭す(話を聞いていない姿)

2008-03-01 | 育児
 話の最中に他事をしている友達を注意したり,他事に目をとられたりして話を聞いていない子がいて,話を進めることができない。
 お互いに注意をし合うことは,決して悪いことではない。しかし,話が続けられないような注意の仕方を認める訳にはいかない。
 近くにいる友達にそっと指で触れ,注意を促す程度で十分。「静かにして!」の注意も限度がある。いつまでも大きな声で言い続けて静かにすることではない。話し手への配慮が足りないことに気付かせる必要がある。自分が静かにするだけでなく,隣の子へのちょっとした気遣いをし,静かにする合図を送ることができれば,静かになる。これは,他事をしている子だけの問題ではない。
 「今,あなた方にとって大事な話をしているんだよ。他事をしている子に気を取られている場合じゃないよ。今,しなければならないことは,先生の話を聞くこと。聞き逃したら大変だよ。他事をしている子が気になるような聞き方では,大事なことを聞き逃してしまう。それに,注意をしているうちは,話を続けることはできないでしょ。これでは,なかなか進みません。先生が話を進められ,その話を聞きながら,話を聞いていない子にどんな注意の仕方をすればよいのか考えてください。例えば,聞いている子が聞いていない隣の子を見つけたら,肩をトントンと叩いてあげるだけでも気付くはずだよ。大きな声を出して,話し手の話の邪魔をすることではないよ。」
 「他事をしている子を注意してあげなさい。」だけでは,不十分。話し手にも配慮できる注意の仕方を教えないと,場に合った注意の仕方を身に付けることはできない。


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