ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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うまくいかない時

2010-01-20 | 育児
 「思い通りにいかないなあ。」と思うことは、よくあることです。こういう時は、何をしても空回りするという経験はないでしょうか。子どもとの関係、保護者との関係、自分自身への思い等、考えれば考えるほどたくさんあります。こんな時は、ちょっと冷静になって自分を見つめることが必要になります。
 自分がどんな状況にあって、何を考えているのかを見つめてみます。
すると、何かに取り付かれたようにこだわりをもっている自分を発見することがあります。これを手放すことができない何かが今の自分を苦しめているのです。
 それは、ひょっとすると見栄かもしれません。また、それはエゴかもしれません。自尊心かもしれません。仮にそれが見栄だと分かった時、見栄を張ることはいけないことだと結論つけるのではなく、ただ見栄を張っている自分なのだと認めることが重要になります。見栄を張ることを否定しても、否定することは本意ではないので、余計に苦しむことになってしまいます。
 ですから、「ただ、そうだったんだ。」と認めるのです。それが本当の自分なのです。恥じることでも卑下することでもありません。ただ、ただ、そういう自分だったのです。それが自分だと分かったときに新たな自分が見えてきます。だったら何をすべきなのか、今の状況はその自分に合っているのか、それとも違っているのか。そして、実現することにどれだけの意味があるのかをじっくりと考えるのです。心から願っていることは何かを見つめてみるのです。うまくいっている時は、欲が出るため、何が本当に大事なのかが見えません。逆に、うまくいかない時ほど、何を求めているのかということに焦点が当たるので、本当に願っていることを見ることができます。
 うまくいかない事を否定するのではなく、そこに何があるかを見つめてみるのです。それが、新たな取り組みを見つけるチャンスになります。そして、それは必ず自分を生かす方向に働き始めます。その時には、不思議と回りで起こることが自分のために動いていてくれるのだという錯覚に陥ることがあります。そして、感謝の気持ちが沸いてきます。身の回りに起こることでマイナスはありません。すべて自分を生かす方向に働いているのです。プラス思考はまさに自分を生かす方向を示しています。


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