ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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信じて待つ

2007-06-19 | 育児
「先生、どんな本を読んでいらっしゃるのですか?紹介してください。」
 本を紹介してから2週間が経つ。何の返事もない。紹介した本のことが気になり、「いかがでした?」と質問したくなる。
 必ず何か感想があるはずだと思い、質問せずに信じて待った。
放課後、「先生、とても読みやすくて一気に読んでしまいました。」「具体的な例が書いてあるので、分かりやすいですね。」「読んだときは、そうだなと思うのですが、なかなか自分のものにできないんです。」などと、堰を切ったようにどーっと感想が来た。待ってよかった。
 そして、教師の専門性、子どもの育て方などについて話をする機会を持つことができた。機が熟すまで待つことができなくてこちらが口を挟むことで、相手のやる気を奪ってしまったり、相手がこちらを頼りすぎるようになったりしてしまうことはないだろうか。
 子どもに対しても同様。口を出しすぎることがある。こちらが出過ぎて、子どもをつぶしていることがあるかもしれない。信じて待つことで思わぬ素敵な結果を導き出すことがある。我を捨て心にゆとりをもつことで、信じて待つことができる。
そして、このことが相手を生かすことにもつながる。


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