ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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ハンドサインを作る

2008-04-22 | 育児
 話し合いを活発にするためにハンドサインを利用することがある。これは,指の合図を利用して考えの種類を分けて,互いの意見を効果的に役立てようとするものだ。しかし,使う構えができていないと単に形だけを取り入れることになる。あくまでもハンドサインは,話し合いを深める道具だ。
1 相手の考えに反応すること
 (反応しないとつながらない。)
  言ったことがわかったかわからないか。
  「もう一度言って」「ここがわからない。」
  ※ハンドサイン:わからない,質問がある
2 反応することに慣れたら,自分の考えとつなぐこと
 (つなぐと,様々な意見が見えてくる。)
 「~さんの意見と同じで(違って,似ていて)」
  ※ハンドサイン:同じ,違う,つけたし
3 よりよい考えを作り出すこと
 (互いの考えを使ってよりよい考えに作りかえる)
 「~考えると」「~について質問がある」
 「~まとめると」
  ※ハンドサイン:意見(考え)がある。
 どの子も使えるようにすることが全員参加の授業になる。
使えない子がいるうちは,活発な話し合いにはならない。
<全員参加のために>
・考えをまとめる時間を取る。
・相談や確認の時間を設ける。
・考えを作る手助けをする。
・自分の立場をはっきりさせることに自信をもたせる。
・参加することやわかったことの喜びを感じさせる。
・いろいろな種類のサインを一つずつできるようにする。
・できていることやできていないことを明らかにする。
・使えるようにしたい(目標とする)ハンドサインを決める。
・全員ができた時に全員で喜び合う。
・目標やできた姿などを掲示にして残す。
 焦らず,じっくりと時間をかけて取り組むことが全員参加の授業を作り出す。


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